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百日紅 〜Miss HOKUSAI〜

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百日紅 〜Miss HOKUSAI〜
原作 - 杉浦日向子
監督 - 原恵一
脚本 - 丸尾みほ
キャラクターデザイン - 板津匡覧
美術監督 - 大野広司
色彩設計 - 橋本賢
3DCG - ダンデライオン
撮影監督 - 田中宏侍
演出助手 - 佐藤雅子
編集 - 西山茂
音楽 - 富貴晴美、辻陽
音楽制作 - インスパイア・ホールディングス
音楽プロデューサー - 藤田雅章
製作総指揮 - 石川光久、川城和実
エグゼクティブ・プロデューサー - 森下勝司、前田明雄
プロデューサー - 松下慶子、西川朝子
制作 - Production I.G
主題歌 - 椎名林檎「最果てが見たい」(ユニバーサルミュージック/Virgin Records)
製作 - 「百日紅」製作委員会(プロダクション・アイジー、バンダイビジュアル、テレビ東京、トランス・コスモス、プロダクション・グッドブック、朝日新聞、アサツーディ・ケイ、東京テアトル、オー・エル・エム、サンライズ
配給 - 東京テアトル
公式サイト - http://sarusuberi-movie.com/index.html











【注目キャラクター】



「親父と娘。
 
 筆二本、箸四本あればどう転んでも食っていける。」



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お栄(おえい)
北斎の三女で後妻の子。23歳。父・北斎から絵師としての才能を受け継いでおり、代筆を行う。画才は確かなもので、彼女の描く絵は真に迫った物であるが故に、騒動を起こすことも。ただし、春画に関しては未だ生娘であることから、「女は上手に描くが、男は借り物」と酷評される。父の高弟、初五郎に恋心を抱く。火事見物が好き。












【レビュー】










         百日紅(さるすべり) が咲いたね。

         わさわさと散り、もりもりと咲く――――  

         長い祭りが始まったね・・・・・。」








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江戸風俗研究家で文筆家や漫画家としても活躍した杉浦日向子の漫画代表作「百日紅」を、「カラフル」「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督がアニメーション映画化。

浮世絵師・葛飾北斎の娘で、同じく浮世絵師として活躍した女性・お栄が、父・北斎や妹、仲間たちとともに生きた姿を、江戸の町の四季を通して描く。

アニメーション制作は、原監督作では初となるProduction I.Gが担当。声優には、お栄役の杏、今作で声優初挑戦となる北斎役の松重豊ほか、濱田岳、高良健吾、美保純、筒井道隆、麻生久美子ら豪華俳優陣が集った。
(作品紹介より)

















■主人公は”北斎の娘”





この間、 『クレイジージャーニー』 を観ていたら、 【北斎漫画】 の世界的コレクターの回が放送されていました。



北斎漫画

葛飾北斎が絵手本として発行したスケッチ画集である。海外では「ホクサイ・スケッチ」とも呼ばれる。

初編の序文によると、1812年秋頃、後援者で門人の牧墨僊(1775年 - 1824年)宅に半年ほど逗留し300余りの下絵を描いた。これをまとめ1814年(文化11年)、北斎55歳のとき、名古屋の版元永楽屋東四郎(永楽堂)から初編が発行され好評であった。その後1878年(明治11年)までに全十五編が発行された。人物、風俗、動植物、妖怪変化まで約4000図が描かれている。北斎はこの絵のことを「気の向くままに漫然と描いた画」とよんだ。
(Wikipediaより)







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番組中では、北斎の娘であり同じ浮世絵師である 葛飾応為 のことにも触れられていた。










いわく、


北斎作といわれている作品の一部は、応為が描いた。


一度嫁いだが、後に離縁し、その後は北斎が亡くなるまで2人で暮らした。


作品数が少なく、応為作とされるものは、10点ほどしか現存していない。


北斎の死後、記録上から忽然と姿を消し、その最後はようとして知れず。





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葛飾応為『吉原格子先之図』








北斎と同様、応為も大変興味深い人物だったようだ。


番組の司会を務めている松本人志も話に食いついていた。


そのとき、応為を題材にしたアニメ映画があったなーと思い出したのが、本作を視聴した経緯。


公開された当時はなかなか足が重く観ることができなかったが、観るべきときが来たんだ!と直感した。





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■1814年、江戸、お栄(応為)23才。





本作は、まだ若い頃の応為と父親である北斎との関係、また盲目の妹、そして、江戸の人々との交流の中で起こる様々な出来事を描き出す。


制作は、 Production I.G なので、クオリティは何の心配もなし。


人物ドラマも見どころであるが、もうひとつ、江戸の町の描写にもぜひ注目してもらいたい。


当時は、江戸時代の後期、文化の最盛期である 【化政文化】 の時代に突入したところだ。


江戸の町民の間で文化が成熟し、活気に溢れている。


浮世絵、歌舞伎、火消し、吉原。


現代人が想像する 【江戸時代】 のイメージは、まさにこの時代に完成したものだ。





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文化が発展するのと一方、昔ながらの霊や妖と呼ばれる ”よくわからないものへの恐れ” も併存していた時代であった。


明治維新により科学が広がる前であるので、雷は ”神が鳴っている” とか、一部の病気は ”祟り” であるとされていたのだ。


本作でもそのような描写が可視化された上で、随所に盛り込まれている。


日本独特の現実と非現実が日常に同居していたケレンミ溢れる演出の数々だ。





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本作は、お栄が成長し、一人前の浮世絵師となるまでを描くとともに、当時の江戸の世相も同時に感じることができる。


もし本作をこれから観る方がいたら、北斎と応為のこと、そして、当時の江戸について予習をした上で視聴してもらいたい。


そのほうが絶対、作品の面白さ、 ”粋” な部分が格段に感じることができると思うからだ。

















































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[ 2017/07/01 12:00 ] アニメ | TB(0) | CM(0)
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昭和生まれの東北人。

アニメ、漫画、ライトノベル、アニソンが大好物。

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