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ロジャー・フェデラー伝   ――――― ”やっぱり、フェデラー。”

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ロジャー・フェデラー伝
著者:クリス・バウワース
翻訳:渡邊 玲子
発売元:実業之日本社
発売日:2016/8/31











【レビュー】







   「ロジャーは陰の部分を持っているはずだが、
   見たことがないんだ。

   すべてを手にしているからだと思う。

   体を使って競いたい面はテニスによって満たされているし、
   遊び心があるから、周りの人々も喜ばせる。

   人懐っこいから、評判もいい。
   要するに、満ち足りているんだ。
 
   それがフェデラーの”フェデラーたる所以”だよ。」



                               (第6章『最高のプレーヤー』より抜粋)










      
テニス史上最高のプレーヤーは誰だ?
コート脇やバーなどで語り合う人々も多いだろう。
ボルグ? マッケンロー? エドバーグ? サンプラス?

この手の話は時間が経つのを忘れて盛り上がる。
いわゆる“ビッグ4"、ジョコビッチ、マレー、ナダル、フェデラーが世界のテニス界の頂点に君臨して久しい。彼らは史上最強と言われるだけでなく、コートの外でも素晴らしい人間として高く評価されている。

特にフェデラーは伝統と格式を重んじるウィンブルドンに最もふさわしいテニスプレーヤーとして、
世界中の多くのファンの心を掴んで離さない。

テニスマニアならご存知だろうが、フェデラーも若い頃は試合中にラケットを投げたり、暴言を吐いたりと、やんちゃな少年だった。
そこからいくつかのきっかけを経て、テニス界を良くしたいと考えるようになり、意識を変え、態度を変え、人格者に進化していった様子が本書には書かれている。

そして伝説となった数々の試合、そしてその舞台裏の描写も、ファンにはたまらない。
そう遠くない将来、フェデラーにも引退を迎える時が来るだろう。
テニス界以外でも大きな影響力を与え続け、また新たな顔を見せてくれるであろうこのスーパースターから、今後も目が離せない。
(作品紹介より)












―――――― ロジャー・フェデラー。


彼を初めて知ったのは、2007年のウィンブルドン決勝だと記憶しています。


何気なく深夜にテレビを付けると、そこには緑のグラスコートで躍動する、一人の
”ヒーロー”の姿が映し出されていました。


それまでテニスという競技に何の興味もなかった、むしろ”リア充のスポーツ”としてネガティブなイメージすら持っていました。


しかし、このときから今日まで私はこの競技に熱中することになるのです。


常にその中心にいたのが、”史上最高のテニスプレーヤー”ロジャー・フェデラーだったのです。










フェデラーのプロテニスプレーヤーの絶頂期は、2004~2007年と言われています。


つまり、私がフェデラーを知ったときが絶頂期の最期の年だったのです。


それまでの彼がどのような人生を歩んできたのか?


所々伝え聞くことはあっても、途中参加である私は彼の人生の全貌を実感することはできず、コンプレックスとなっていました。


そんなときに発売されたのが、本書です。


他の有名選手の多くは、自伝を執筆したり、ライターに伝記を描かせています。


しかし、フェデラーは未だかつて自伝を執筆したこともなければ、ライターが公認で伝記を発売することを認めていません。


特に日本語に訳されたフェデラー本は皆無といっていい状況で、私がどんなに探してもフェデラーに関する書籍を見つけることは容易なことではありませんでした。


本書は長年テニス界を取材してきたクリス・エバートというライターが執筆したものです。


フェデラー本人からは”非公認”という形ですが、その両親の出生~フェデラーの誕生~現在のプロ生活に至るまでの半生が事細かに描かれており、本書を読めばフェデラーの公になっている全ての情報が網羅されていっても過言ではないと思います。


まさに私が渇望した完璧に近い”フェデラー本”を手に入れることができたのです。










フェデラーを讃える言葉は ”史上最高のプレーヤー” ”芝の王者” などが有名です。


私が一言で彼を表現するとしたら ”海賊王” が一番近いと思います。


これは、大人気マンガ作品『ONE PIECE』に登場するゴールド・ロジャーに人々がつけた称号です。


なぜこの言葉がフェデラーを表現しているのかというと、アニメ版のOP冒頭にもナレーションが入る“海賊王”の説明が全てが物語っています。





「富・名声・力、この世のすべてを手に入れた男、

                ”海賊王”ゴールドロジャー。」







これこそ、フェデラーを表すに相応しい称号はないと思います。


年に何十億ものギャラを稼ぎ(富)、世界中のテニスファンから常に称賛を贈られ(名声)、グランドスラム史上最多優勝等の数々の記録を打ち立て続けている(力)。


まさに ”全てを手に入れた男”=”海賊王” なんです。


そして、 ロジャー・フェデラーゴールド・ロジャー


名前も同一ということに、単なる偶然だとわかっていても、何らかの運命を感じてしまいます。


王者の名前、”ロジャー”


その意味するところ知ることができることが、本書最大の魅力だと思います。
































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