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『石ノ森萬画館 近藤喜文展』に行ってきました。

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  「感じの出る絵、感じを出す動き、それを描き出せる人、
  それがぼくにとっての近ちゃんでした。」   高畑 勲



  「僕が出会った何百人ものアニメーターの中でも、
  屈指といってもいい感じのいい仕事をする、
              腕の良いアニメーターでした。」  宮崎 駿









会期
2015年10月10日(土)~2016年4月10日(日)
会場
石ノ森萬画館2階企画展示室
開館時間
9:00~18:00(※12~2月は17:00まで)
※ご入館は閉館の30分前まで
休館日
第3火曜日(12~2月は毎週火曜日)※年末年始は開館
観覧料
大人800円/中高生500円/小学生200円/未就学児無料(常設展観覧料含む)
※20名より団体料金2割引き
※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方はご本人様と付き添いの方1名様が無料
主催
石ノ森萬画館・ミヤギテレビ
企画制作協力
スタジオジブリ、三鷹の森ジブリ美術館
後援
石巻市教育委員会、石巻市文化協会、ISHINOMAKI金曜映画館
公式サイト
http://www.man-bow.com/manga/kikaku/59th/



近藤喜文(1950-1998)は、新潟県五泉市に生まれ育った日本屈指のアニメーターです。
「赤毛のアン」「火垂るの墓」など、日本のアニメーション史に残る作品で作画監督やキャラクター・デザインを務め、1995年には初の長編アニメーション「耳をすませば」を監督しました。近藤氏は学生の頃に漫画家を志しており、石ノ森先生のアトリエによく足を運んでいたこともあり、このような縁もあって今回当館で開催する運びとなりました。
本展覧会は、「耳をすませば」公開20年を記念して、スタジオジブリの全面協力を得てジブリ作品の展覧会としては宮城県で初開催となります。アニメーションの原画やイメージボード、スケッチなどを展示し、高畑勲・宮崎駿両監督から厚く信頼を寄せられた近藤喜文が関わったアニメーションの仕事を振り返ります。













アニメーター・アニメ監督として活躍しながら、47才の若さで亡くなられた近藤喜文さん





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監督作品『耳をすませば』公開から20年を記念し、石ノ森萬画館での特別企画展が今回実現しました。


展示で近藤さんの経歴を振り返ると、Aプロダクション、日本アニメーション、テレコム・アニメーションフィルム、スタジオジブリと数多くの会社を渡り歩いてきたことがわかります。


その長い経験とセンスに裏打ちされた確かな技術、そしてその人柄によって、多くの方々から尊敬された人なのだなと感じられました。











私は『もののけ姫』の制作現場のドキュメンタリーを見たことがあるので、その中での近藤さんの印象がとても強く残っています。


当時、宮崎監督の下で作画監督を務めた2人の内の1人が、近藤さんでした。もう一方の作画監督である安藤さんはまだ若く、ひたすら一生懸命絵に向かい合っているのに対し、近藤さんは終始穏やかで現場を包み込む優しさに溢れた役回りを担っていたように感じました。


しかし、今回展示の中で見た『リトル・ニモ』のパイロットト版を見たときに、そのイメージが一新されるような衝撃を受けました。


『リトル・ニモ』は、1980年代にテレコム・アニメーションフィルムにより制作された劇場作品です。


当初メインスタッフとして関わっていた近藤さんですが、制作途中でテレコムを退社することとなり、作品制作からの離脱も余儀なくされます。ここで、これまで作ってきたものを残すため、同じくメインスタッフであった友永和秀とともに、3分半のパイロット版を制作します。


後生、そのできの良さで”近藤喜文代表作の1つ”に数え上げられるほどの評判を呼びましたが、当時は、どこにも公開される予定もないお蔵入りする可能性が高かった作品です。


その中でも作り上げたというのは、近藤さんのクリエイターとしてのプライドであり、”作品を残す”ということが人生の最大のテーマだったということが伺えます。今でもその映像を見ると、劇中の空を飛ぶシーンや水の中のシーンなど、圧倒的スピード感や独特のアングルに夢中になって見入ってしまいました。


優しげな笑顔の下には、ギラギラした情熱と飽くなき探求心が眠っています。










私は近藤さんの”旬”な時代に生きることができませんでしたが、残した作品達に触れる機会に今回恵まれたことを嬉しく思います。


またアニメの歴史を1つ、胸に刻んだような思いがしました。































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[ 2015/11/28 00:00 ] アニメ | TB(0) | CM(0)
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昭和生まれの東北人。

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