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【熱量と文字数】”萌え”とは何か

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(『ちょいと小噺!おじさんの趣味のポータルサイト』より転載)







現代のオタク文化を象徴する言葉、”萌え”


日常的に目にしたり使ったりしているといっても、この言葉の定義を明確に説明できるという人はほとんどいないのではないでしょうか。


なんだかよく分からないのだけれど、オタク達のトキメいた気持ちにカッポリはまる言葉、”萌え”。










私が愛聴している音声マガジン【熱量と文字数】


今週更新分で、このことについて、リスナーから大変興味深い意見が紹介されていました。


今週分では以前行われた『運営費徴収イベント』の一場面が配信されました。


内容は、”兵器研究家”国井咲也さん【片方について】というテーマで、なぜ日本では片眼や隻腕といった体の片方(一部)が欠けたキャラクターが人気が出るのだろうという話がなされていました。





129 熱量と文字数 【片方について】





このイベントに参加したリスナーから届いたお便りが以下のとおりです。











熱文字ネーム:えぴいろさん(東京都・男性)より





先日のイベントで国井さんがお話していた【片方について】を聴いて思ったことがありますのでメールいたします。



イザナギが左眼を洗ったことで天照大神が誕生したことは、多神教世界において、神々が不完全であることを意味しているのではないでしょうか。最も上位に位置する天照大神ですら、父親の体の一部分から誕生したことは、部分的な力しか持たない不完全存在であると思われるので。



ギリシャ神話で神々は人智を超えた力を持つものの、不完全な存在として描かれているように、多神教世界では、神は人間と同様不完全な存在であり、だからこそ多くの神々が存在するし、それぞれが固有の能力や特徴を持っています。

全ての存在が不完全であることを前提とした世界観では、人間やモノの不完全性に共感したり、愛情をいだいたりしやすいのではないでしょうか。



安土桃山時代に誕生した茶道では、あえて欠けた茶碗を評価したり、甲ではなく乙なものを愛する文化を生まれ育まれました。

これは紛れもなく“萌え”の感情だと思います。

完全ではなく、ちょっと足りないものに共感を抱くことから始まり、足りないからこそ愛するという境地が生まれたのです。
 


美少女キャラクターに抱く狭義の”萌え”の感情には、美しさとともに女性としての未熟さ、つまり幼さであったりドジさであったり、どこかに不完全な要素が必要不可欠です。

広義の”萌え”では、意味が拡張され、美少女であることを必要とせず、どこか不完全であったり足りないからこそ愛おしく思う感情、と定義されるのではないでしょうか。



(中略)



西洋の一神教の文化では主に中世まで神の完全性を証明するために、数学や音楽が発展してきました。

数字や音に何らかの調和した法則があれば、それは神が創造したこの世界が完全だという証明につながるのです。

そのような価値観を基盤とする文化では、例えば絵画の歴史でも、緻密でリアルな描写が発展してきました。日本で発展した省略や技術をあえて見せない文化とは真逆に感じます。



(中略)



端的に結論をいうと、西洋の完璧さを望む文化は父性的で、不完全さを愛する日本文化は母性的といえます。

私は日本的な不完全さを愛する文化が大好きです。



つまり”萌え”万歳です。













皆さんは”萌え”の意味を一般の方に説明するとき、何と言いますか。


上記の意見は、この方なりの感じ方であり、解釈の一つでしかありません。


これを機会に自分なりの”萌え”について、考えてみるのも楽しいかもしれません。















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昭和生まれの東北人。

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