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ふしぎの国のバード 1  ―――― 日本発見紀行(ディスカバリー・ジャパン)

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ふしぎの国のバード  1 (ビームコミックス)
著者:佐々 大河
発売元:KADOKAWA/エンターブレイン
発売日:2015/5/15












【注目キャラクター】



「私がしたいのは楽しいピクニックではありません。

 この国のことを知るために 私は旅をするんです。」




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イザベラ・バード
本作の主人公。
イギリス出身の女性冒険家。
これまでロッキー山脈やハワイ諸島など、西洋人にとっての未開の地を訪れ、そこでの体験をもとにした旅行記を執筆。
世界的にも著名人。












【レビュー】





 「荷物は行李ひとつぶん。

 お供は通訳ただひとり。



 明治初頭、東京から蝦夷まで好奇心のおもむくままに

 地図なき道を旅した英国人がいた。



 ―――― 彼女の名は イザベラ・バード。



 消えゆく日本の文化を愛した、

 偉大なる女流冒険家(レディ・トラベラー)!」






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イギリス人の目から見る、懐かしくも驚きに満ちた日本文化

ディスカバー・ジャパン――――これは、古き良き日本文化を取り戻すための物語。

時は明治初頭。東京から蝦夷まで、地図なき道を旅したイギリス人がいた。
その名はイザベラ・バード、冒険家。彼女の目的はただひとつ、滅びゆく日本古来の生活を記録に残すこと。
通訳の伊藤鶴吉をひとり連れ、日本人すらも踏み入ったことのない奥地への旅が、今はじまる!

漫画誌ハルタの実力派新人・佐々大河。初のコミックスは、日本の魅力を熱筆した旅物語!!
(作品紹介より)

















■東京から蝦夷まで 金髪の冒険家が行く





明治初期の日本。


かつて江戸と呼ばれた東京に一人の異国の女性が降り立ちます。






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――――彼女の名は、イザベラ・バード


英国出身で、これまで何冊もの旅行記を執筆した女性探検家でした。


彼女の今回の目的は、”時をさかのぼる旅”





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当時の日本は開国し、西洋文化が怒涛のように流れ込んでいました。


その反面、昔ながらの日本文化が消えつつある、分水嶺のような時代でもありました。


バードは東京を出発し北上していくことで日本古来の文化や風習を見聞し、記録に残そうという決意のもと来日していました。


彼女の最終目的地は、蝦夷地。現在の北海道です。


そこで古代からの文化を守り続けている”アイヌ民族”を会うことが、この旅の本懐です。










現地で通訳兼従者として伊藤鶴吉を雇い、東京を旅立ちます。





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異国人でありながら、日本の文化を日本人以上に愛したバードの旅が今始まったのです。















■史実の人





実はこのバード女史。実在した女性がモデルとなっています。





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彼女は明治時代の東北~北海道、関西をそれぞれ旅し、『日本奥地紀行』(『バード日本紀行』)を著しています。


本書は明治期の外来人の視点を通して日本を知る貴重な文献であり、特に、アイヌの生活ぶりや風俗については、まだアイヌ文化の研究が本格化する前の明治時代初期の状況をつまびらかに紹介したほぼ唯一の文献であるとされています。





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その後、他のアジアの国々も訪れ、『朝鮮紀行』『中国奥地紀行』等多くの旅行記を執筆しました。


まだ男尊女卑の価値観が根強い時代に、本当にバイタリティ溢れる女性だったのだろうと経歴を見るだけでも感じられます。


彼女の目には当時の日本がどう移っていたのか。


機会があれば、彼女が残した本を読んでみたいですね。















■消えていった日本文化





バード女史が目撃した日本人の姿は、さぞ驚くものであったと思います。


西洋とはまったく違う文化。多くの欧米人はその姿を”野蛮”と表現しました。


しかし、バード女史は、そこに”文化の多様性”という価値を発見し、興奮したことでしょう。





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私達、日本人が繁栄との引き替えに失ってしまったもの。


それをバード女史と一緒に見つけていきたいと思います。
































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[ 2015/06/24 00:00 ] マンガ | TB(0) | CM(0)
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昭和生まれの東北人。

アニメ、漫画、ライトノベル、アニソンが大好物。

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