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星方武侠アウトロースター  ―――― 全ての男は、”少年”だった。

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星方武侠アウトロースター
企画 - サンライズ
原作 - 矢立肇、伊東岳彦
監督 - 本郷みつる
シリーズ構成 - 千葉克彦
メインキャラクター原案 - 幡池裕行
キャラクターデザイン - 斎藤卓也
メカニカルデザイン - 石垣純哉
空想科学設定 - 堺三保
デザイン協力 - 河森正治、佐山善則、箕輪豊、モーニングスター
美術監督 - 小山俊久
色彩設計 - 黒柳朋子
撮影監督 - 鳥越一志、津村治彦
音響監督 - 三間雅文
音楽 - 大谷幸
プロデューサー - 横山真二郎、古里尚丈
製作 - 創通映像(現・創通)、サンライズ
放送期間 - 1998年1月8日 - 6月25日
話数 - 全26話
公式サイト - http://www.sunrise-inc.co.jp/seihou/index.html











【注目キャラクター】



「俺達は無法者だがよ、それだけじゃ終わらねえ!

 宇宙で一番目立ってやろうぜ! 」




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ジーン・スターウインド
主人公。少年の頃に父の貿易宇宙船に同乗していて宇宙海賊に襲われ、瀕死の父の手によって一人だけ脱出ポッドで宇宙に投げ出された過去を持つ。この肉親を失った事件のトラウマにより、宇宙恐怖症で宇宙に出られずにいたが、アウトロースター号を手に入れ宇宙へと飛び出す。
相棒のジムと共に営む「スターウィンド&ホーキング修理商会」という会社は表向きは文字通りの機械の修理工だが、「人間関係の修理」という意味なのだろうか賞金稼ぎやトラブルバスター的な仕事も引き受けていて、ジーンはむしろこちらを専門にしている。そのため荒事には慣れており、特に銃捌きに関しては天才を自称している。












【レビュー】





「人類の新たな”大航海時代”が始まった。

 無限という名の海、大宇宙へ乗り出したのである。

 探検家、軍人、移民、商人、様々な名前を持つ様々な旅人が
 星の海を渡り様々な世界へ広がっていった。



 だが、法が生まれ秩序が生まれたとき、それを乱す者が現れた。

 富が生まれ利権が生まれたとき、
 彼らはそれを略奪したかつての大航海時代同様、
 ”海賊”が宇宙において復活したのだ。



 しかし、この新たな大航海時代には、法には捕らわれぬが
 宇宙軍や海賊たちとは手を組まない船乗りたちも現れた。



 ―――――― ”無法者(アウトロー)”。



 それが己の自由だけを拠り所に
 宇宙を旅する者たちの名前である。」






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到星歴と呼ばれる時代、人類が宇宙を、星々の間を、広く駆け巡る世界。

辺境の惑星センチネル3にて、トラクターから人間関係まで、何でも引き受ける便利屋のジーン・スターウィンドとジム・ホーキンスは、ある美女からの依頼を引き受ける。しかしその依頼には裏があり、ジーンたちはアウトロー・ヒルダと宇宙海賊との危険な諍いに巻き込まれる。

紆余曲折を経て、期せずして最新鋭の格闘式宇宙船(グラップラー・シップ)アウトロースター号を手に入れ、この最新鋭艦の本格運用に必須となる生体アンドロイドのメルフィナと巡り合ったジーンは、幼い頃のトラウマから宇宙に出ることに怯えを感じながらも、肝心なことは伏せたまま死んだヒルダの残した謎や、メルフィナという存在の謎を共に解くため、地上を飛び出し宇宙を駆け回ることを決意する。
(作品紹介より)

















■男なら誰しも夢見る”スペース・オペラ”





心に傷を負い、ある惑星で便利屋を営みながら日々を暮らす男、
ジーン・スターウインド


物足りなさを感じながらも今の生活にある程度の満足を覚えていた。


そんな中、アウトローの女・ヒルダが突如現れ、生体アンドロイド・メルフィナと最新のグラップラーシップ・XGP-15A2(アウトロースター号)をジーンに託す。


数々の謎を抱えたまま、ジーンは道中知り合った仲間達と、宇宙に出る。――――










男なら必ず熱くなる王道展開です。


遙かに広い宇宙の彼方には何が待っているのか?


分からないことがあるから楽しいんだ。それが”冒険”なんだ。


そんな声が自分の中から聞こえてくるようです。


自由とロマンを求め、宇宙を彷徨う彼らを人はこう呼ぶ、”アウトロー(無法者)”と。















■練り上げられた設定、更に膨らむ





物語を創ることができる人は、それだけで尊敬できます。


それは”世界を創造する”という神にも等しい行為だからです。


世界の成り立ち、法則、文化、種族・・・・・その全てが創造主の手に委ねられています。


いい加減な世界設定は、どこか物語に破綻を招きます。


逆に緻密な計算と、膨大な知識のもとに創造された世界設定では、物語は一層の輝きと深みをまとい、その登場する全ての物に確かな存在感を与えることができます。











本作は世界設定が独創的かつ破綻がないようバランスよく練られており、この設定を見ていくだけでも飽きることがありません。


例えば、歴史的に地球の中国系”華僑”がまず初めに宇宙に進出し、勢力を拡大したことから、【漢字】がいたるところに見られる。また、”グラップラーシップ”と呼ばれる船外にアームが取り付けられた宇宙船が多く登場します。これは、そもそも船外作業用のものだったアームが海賊達に他の船舶を襲撃される際に使用されたことで武装として進化したという設定がなされています。


これらの詳細な設定の数々は、劇中の【アバンタイトル】で毎回紹介されており、本作を語る上で魅力の一つです。



























惜しむらくは、26話という2クールの放送期間では、その設定全てを活かしきれなかったということです。


各キャラクターをもう少しフューチャーしてほしかったし、敵勢力である
”北旗(ケイ)の海賊”に関しても組織的な描写がもっとあったらなぁという正直な感想があります。


アニメという多くの人々が関わり制約がある中では、これが限界だったのかもしれません。


いつか全ての設定を活かすことが別の形でもできれば、更に作品の世界観が広がり、ファンには嬉しい知らせとなることでしょう。


そしてその設定の一部は、関連作品という形で一部引き継がれています。















■関連作品で広がる世界観





本作の関連作品とも呼べる2作品があります。


1つ目は、アウトロースターよりも以前に制作されたマンガ作品『宇宙英雄物語』です。





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この作品は本作の原作を担当した伊東岳彦の連作デビュー作です。


その中では、主人公が赤毛の少年であったり、登場人物の一部が本作にゲスト出演していたりと、同一世界観での物語ということが明かになっています。劇中の時系列的にも本作の前日譚という扱いです。










2つ目は、本作と並び【星方シリーズ】と題されたテレビアニメ
『星方天使エンジェルリンクス』です。





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1999年に1クール13話で制作され、本作よりも時系列的に後の物語となっています。


本作の19話に登場した宇宙軍所属・ヴァレリアドゥーズが、メインキャラクターとして採用されています。











放送が開始されて今年で15年が経過する本作ですが、ファンの人気は根強く、ネットで検索をしても熱い感想が雪崩のように出てきます。それに合わせて、DVD BOX化、Blu-ray BOX化がなされ、更に新しいファンも獲得をし続けています。


本当に素晴らしい作品は、時代が流れても他の作品の中に埋没することなく、輝きが失われることはありません。


そして、その輝きを見つけていくことこそ、我々の使命であり、人生の喜びでもあると思います。















































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[ 2015/04/05 15:00 ] アニメ | TB(0) | CM(0)
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昭和生まれの東北人。

アニメ、漫画、ライトノベル、アニソンが大好物。

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