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あさひなぐ 14  ―――― この勝負は、苦いものになる。

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あさひなぐ 14(ビッグコミックス)
著者:こざき 亜衣
発売元:小学館
発売日:2015/2/27











【注目キャラクター】



「高校や大学の卒業と同時に
 だいたいの子はパッとやめてしまうけれど、
 
 不思議な世界でね、

 離れてもどうしても
 戻ってきてしまう人がいるの。

 そういう人は必ず、薙刀が好きな人ですよ。」




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薙の母
藤ヶ丘高校薙刀部コーチ。
長年に渡り薙刀の指導を行っており、やす子が現役時代にも試合の審判を務めていたこともある。












【レビュー】





      「高揚と、 熱望と、 進む度深まっていく、


      ”孤独” ――――――


      こんな世界を、私は知らなかった。」






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孤独になる戦いへ…旭VS将子、直接対決!

新入部員も増え、9名となった二ツ坂高校薙刀部は、
新年度初の公式戦・関東大会東京都予選会へ。

日本一を目標に掲げる二ツ坂メンバーは、それぞれ個人戦へ挑むが、
抽選の結果、旭VS.将子の直接対決が行われることに――!!

勝つことは、相手を負かすこと。
勝つことは、ひとつ孤独に近づくこと。
見たことにない風景が待つ、強者たちの領域へ…

――この勝負は、苦いものになる。
(作品紹介より)

















■「やり直すね。もう一度始めから。」





前巻で薙刀部へ入った新入部員は3人。


その中で一人、大工原 唯(だいくはら ゆい)だけが、練習についていけていません。


周囲もせっかく入った部員を辞めさせないように、まるで腫れ物を触るような状態で接しています。


この状況に、はもどかしさを感じています。





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「もっと大きな声出さないと力出ないよ。

 打ち終わったらすぐ体を崩さないで。

 戻るまでが技だよ。

 腕で振ってるから体が前向いているよ。

 そんなんじゃなんの稽古にもならない。――――」











ある日、大工原の入部届けを偶然見てしまった旭。


入部理由欄には、「強い人になりたいです。」という言葉が小さな文字で、でも精一杯丁寧な文字で書かれていました。


それを見たとき、旭の中である決意が生まれました。





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「――――やり直すね。もう一度始めから。」










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「――――誰かをどうにかしてやろうなんて

 私はどうしてそんなおこがましいこと考えたんだろう。」











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「アヒル歩き、途中だったでしょ。

 今度は最後まで頑張ってみよう。」











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「私っ・・・・部活やめたほうがいいですよね・・・・っ。」










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「みんなが当たり前にっ、できることもっ、こんなんだしっ・・・・

 ちゃんと、やらなきゃって、思えば、思うほどっ・・・・

 どこか、おかしい気がして・・・・っ。
 
 大きい声だすとっ、
 自分の変なトコ、見られるんじゃないかって・・・・っ。

 どうしても、笑われるような気がしてしまって・・・・。」











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「向いてないって、
 もう十分 分かりましたからっ・・・・」











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「――――かわいそうだ。

 こんなに泣いて、ボロボロになるまでやる必要ない。」











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自分だけ人と違うなんて、思い上がりだよ!!

 私もあなたも、皆違う。

 それでもあなたを強くしてあげられるのは、
 あなたしかいないんだよ。











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「ゴメンね、イヤなこと言って、苦しい思いさせて。

 先輩なんて、全然楽しくないじゃない。

 こんなことならずーっと、後輩でいられたらよかったのに。」





















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「いっ いちっ にっ いっち にィっ・・・・!!!!」




















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         「薙刀部へようこそ!」










この場面を読むと、いつも涙が溢れてきます。


大工原の気持ちもわかるし、それを受け止めた上で突き放した旭の痛みについては言葉が見つかりません。


この日、大工原は薙刀部に本当の意味で”入部”を果たしました。


彼女は見違えるように練習に打ち込み、必至に旭の背中を追いかける後輩となります。





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新しい仲間を加えて二ツ坂高校薙刀部は、関東大会東京都予選会へ挑みます!















■この切先が離れる時、二人はそれぞれ”独り”になる―――





予選会では団体は順調に勝ち進んでいきますが、個人戦である事件が起きます。





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個人戦2回戦、旭VS将子という同校での対戦が組まれました。





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そして、結果は旭の勝利。


剣道経験者であり、旭達の学年で一番上達が早かった将子に、一番落ちこぼれだった旭が追いつき、遂に追い越しました。


この勢いに乗り、旭は勝ち進み個人戦一日目は無敗のまま、ベスト16に駒を進めました。










そして2日目、旭は未だ昨日の試合のことを考えていました。


部のエース真春からアドバイスをもらい、2日目の個人戦に挑んでいきます。





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「いい方法を教えてあげようか。

 優勝することだよ。

 これ以外の道はなかったんだって、
 証明してみせればいいじゃない。」











しかし、さすがにベスト16にもなると、対戦相手の強さも相当なものです。


苦戦する旭ですが、ここで初めて”勝つ”ことへの貪欲さに目覚め、今までにない攻撃的な型を披露します。





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この試合を制した旭は、”勝つべき者”としての自覚とその業を知りました。





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「勝ちたがり。欲張り。貪欲。自己中。

 自分がそういう人間だって、今の試合で分かったでしょ。

 認めて受け入れれば アンタはもっと先へ行けるわよ。」











次巻で旭は、因縁の相手である國陵高校・一堂と対戦します。


どこまで2人の差が縮まっているのか試合内容が楽しみです。












































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[ 2015/03/24 02:19 ] マンガ | TB(0) | CM(0)
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昭和生まれの東北人。

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