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ARIA  ――― 水の惑星アクアを舞台に綴られた空と海と風と癒しの物語。

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ARIA(BLADE COMICS)
著者:天野 こずえ
発売元:マッグガーデン
巻数:全12巻











【注目キャラクター】



「はじめましてを言う時ってキュンってなりますよね。

 人と人が出会うのは素敵な奇跡。

 だからその瞬間を宝物にして、
          とっておきたくなっちゃうんですね。」

   

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水無 灯里
ウンディーネに憧れて水の星AQUA(アクア)へとやってきた。
「はひーっ」、「ほへ」、「はわわわわ」、「摩訶不思議」といった言葉が口癖。ARIAカンパニーの3階(屋根裏部屋)に下宿し、アリアとはいつも一緒に行動している。
夢見がちで素直な女の子で、感激した時などに思わず言ってしまうセリフは大抵藍華から「恥ずかしいセリフ禁止!」とつっこまれてしまう。ちなみにそう突っ込まれると大概はデフォルメ顔で「えぇー…」と言う。また好奇心旺盛な性格で素敵な物事にすぐ飛び付き、藍華やアリス達を呆れさせる事も。ゴンドラの操船練習の最中にすぐに他の事に目移りしてしまうという、集中力の散漫ぶりを度々藍華に注意されている。












【レビュー】





  「貴方が火星(アクア)に来てくれたから私の世界は一変した。

   あたりまえだった日常が 世界の表情が素敵に輝いていった。

   貴方に出会えて本当によかった。
 
   ――― ありがとう。私の”遙かなる蒼(アクアマリン)”。」

   




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西暦2300年代の未来、火星はテラフォーミングされ水の惑星となり、アクアと呼ばれていた。

アクアに築かれた入植地の一つ、ネオ・ヴェネツィアは地球のヴェネツィアの風習や街並みを再現した観光都市である。ヴェネツィアはすでに水に沈んでおり、多くの建築物がネオ・ヴェネツィアに移設されていた。また、日本人の入植地が近接していたことにより、日本文化の影響もみられる。

ネオ・ヴェネツィアでは地球のヴェネツィアと異なり、ゴンドラ漕ぎによる観光案内を女性が担っていた。この職業はウンディーネと呼ばれ、観光産業で重要な役割を持っている。

本作品では、一人前のウンディーネを目指す少女から見たネオ・ヴェネツィアの日々の情景が描かれている。
(作品紹介より)












■”未来系ヒーリングコミック”




私のオタク感を180度変えた思い出深い作品です。


私はそれまでアニメやマンガに求めていたものは、”非現実(ファンタジー)” でした。


世界を救うための戦いやいろんな国々を巡る冒険、剣と魔法の異世界・・・・etc.


現実では体験することのできないドキドキワクワクを求めて、私をアニメやマンガを見ていました。










しかし、本作品が私に教えてくれたことは ”何気ない日常の大切さ” です。


舞台が【AQUA】というテラフォーミングされた火星という設定でありますが、描かれている本質は日々の平凡な日常です。


そこでは時間がゆっくり流れていて、退屈なはずの日常が ”癒し” に変わる衝撃を感じました。


これは決して”非現実(ファンタジー)”ではなく、自分が今いる現実世界でも見る角度を変えれば、ARIAと同じような世界が広がる可能性を示してくれました。










後年、『けいおん!』『らき☆すた』 などの 【日常系】 が業界を席巻することになります。




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そのブームが受け入れられた土台として、『あずまんが大王』 などと共に本作品の影響は計り知れず、私もそれによって人生を決定づけられたオタクの1人だということを幸せに思っています。















■”日常系”との大いなる違い




上記で【日常系】という作品のカテゴリーについて言及しました。


巷では本作もまた、このジャンルに含まれるという意見が多いと思いますが、私はそれを真っ向から否定します。










【日常系】の定義を調べてみると、『劇的なストーリー展開を極力排除した、登場人物達が送るゆったりとした日常を淡々と描写するもの』 となっています。


端的に言ってしまうと、『物語性の排除』 という一言に尽きます。


これはどういうことかというと、同じキャラクターが同じような毎日を同じように過ごし、そこにキャタクター達の成長を描かないということです。


よく『うる星やつら』の劇場版 『ビューティフル・ドリーマー』 がこの手の話ではよく引き合いに出されますが、あの ”永遠に続く学園祭前日” こそが、【日常系】の本質であると考えます。




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その点、『ARIA』はまったく違ったストーリー展開が見られます。


主人公・灯里は、ゴンドラを用いた観光案内職である 【プリマ・ウンディーネ】 を目指し、仲間と共に日々トレーニングを積んでいます。


最初は 【ペア(見習い)】 から始まり、作中で 【シングル(半人前)】 に昇格、最終巻では見事【プリマ・ウンディーネ】への試験に合格し、独り立ちを果たします。


その間新しい出会いがあり、またその反対に別れもあり、様々な経験を積んでいく中で人間的にも技術的にも成長していきます。


このように本作は、最初から 明確な目標(ゴール)が設定されており、その過程(ストーリー)を描いた厳然とした物語 なのです。


そのため、作中のセリフの数々は厳しい現実社会で生きる我々の糧として勇気をくれる、力強い言葉に溢れています。


たぶん私が本作に惹かれた最大の魅力も、そこら辺にあるのではないかと感じています。











「一緒に歩いている時は
 みんな同じ道を歩いているように感じます。

 だけど 本当は違う。

 みんな それぞれ違う自分だけの道を歩んでいるんです。

 その道は始まりも違えば終わりも違う
 けっして同じではない自分だけのそれぞれの道―――。

 でも私は その道を 立ち止まることなく歩き続けてきたから
 みんなに出逢うことができました。

 だから私 もう立ち止まりません。

 この道の続きに待ってる
 みんなの素敵な未来に出会いたいから―――。」




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■ヴェネツィアが大好きになる




作品の舞台となっている 【ネオ・ヴェネツィア】 は、地球のヴェネツィアを火星に人工的に再現した街という設定になっており、忠実に再現されています。




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読めば読むほど、ヴェネツィアの伝統やイベントの素敵さを目の前に体験しているかのように感じてしまいます。










【”世界一美しい広場”サン・マルコ広場】





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【アクア・アルタ】




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【カフェ・フロリアン】





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【サン・ミケーネ島】





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【謝肉祭】





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一度も海外に行ったことがない私ですが、海外に行く機会があるならヴェネツィアはハズせないなと思ってしまいます。


海外に【聖地巡礼】っていうのも、豪華でいい感じですね。















 















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[ 2014/10/06 00:53 ] マンガ | TB(0) | CM(0)
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昭和生まれの東北人。

アニメ、漫画、ライトノベル、アニソンが大好物。

このブログでは、私が出会った2次元作品についてのひとり語りをココ、”秘密基地<セーフハウス>”からこっそり更新しています。

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