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信長のシェフ 10  ―― 時代が変わる 室町幕府から織田政権へと!

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信長のシェフ 10(芳文社コミックス)
漫画:梶川卓郎
原作:西村ミツル (著)
出版社:芳文社
発売日:2014/7/8








【注目キャラクター】



「終わったのか 余の時代は・・・

 おのれ この期に及んで・・・!

 亀 美味じゃのう

   

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足利 義昭
作中では、謀略家だが、人の上に立つ器量の無い人物として描かれる。
ケンが作ったうずらの葱焼き照り焼きを食して感服。自分の料理人として迎え入れようとするが、信長が自らの料理人であるといって拒否される。諦めきれずに夏とケンを拉致して強引に勧誘しようとするが、その傲慢な性格がケンを失望させる。怒りに任せて臣下に斬らせようとするが信長らが現れて失敗する。実はその顛末自体が、信長が義昭に傀儡としての自分の立場をわからせ、釘を刺すための策略だった。
信長と顕如(ケンとようこ)の料理勝負の際も、毒見役になっていれば双方の料理を試食できていたと悔しがるなど、コメディリリーフの要素がある。









【レビュー】





     「――― 『 天 正 』


     『天下の乱れを鎮め正しい世にする』

     という意味でございます」

   




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織田包囲網最強の大名・武田信玄は、「三方ヶ原の戦い」で徳川・織田連合軍に圧勝しながらも病死した。
この好機に信長は、将軍・足利義昭を討つという大きな決断を下す。
そして今、時代は大きくうねり始めた!
(作品紹介より)









■次なる信長の野望【改元】




信玄 の死によって辛くも 『第二次織田包囲網』 を瓦解に追い込んだ 信長


後顧の憂いなく、挙兵した将軍・ 足利義昭 を攻め、京の都から追放します。




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ここに室町幕府は、事実上の終焉を迎えるのです―――




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次なるは、元号を 信長 の権力によって変えさせる 【改元】 の実現です。


元々【改元】は帝の特権でしたが、武家の力が隆盛になるつれ、政治の道具として使われるようになりました。


つまり、【改元】を行うことができれば、その者が天下一の権力者であることを証明でき、また帝からの信任を得られた と受け取られます。


【天下統一】 に限りなく近づくことができるのです。




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そのために朝廷に働きかけなければなりませんが、そこで ”キーマン” と目される人物がおりました。


――― 権大納言・山科 言継。


朝廷政治の中心人物であり、多くの貴族達から慕われています。


信長 の宿敵・石山本願寺の 顕如 もこの人物に目を付け、信長 よりも先に懐柔し、【改元】を阻止しようと動き出していました。




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どちらが先に 山科 の心を掴むか。


時間との戦いです。







信長 は先んじて ケン山科 の接待を命じます。


ケン は、千宗易(後の利休) の協力を得て、初のコラボ料理 『抹茶フロート』 を完成させます。




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この活躍により、山科 は【改元】への協力を承諾。


ここに新しい時代 『天正』 が始まるのです。


まさに ”信長の時代” の本格的な幕開けです。




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これまで色々な【歴史モノ】に触れてきましたが、ここまで【改元】について取り上げた作品もなかったと思います。


戦国時代は、『合戦』などの ”武力の戦い” がどうしても目についてしまいます。


しかしそれと同じくらい、いかに自分の有利な状況に戦わずして持っていくかという
”政治力の戦い” の時代でもあったのです。


人質、姻戚、同盟、そして朝敵・将軍家の利用。


これらを総合的に使いこなせることこそ、【天下統一】に必要な不可欠な能力だったのだなと改めて思い知りました。


このような複雑怪奇さがあるからこそ、【戦国時代】は多くの作品の題材となっている魅力に溢れた時代だと現代からでも感じることができるのでしょう。










■織田家くノ一楓、危うし




――― 『姉川の戦い』 から3年。


信長 は、近江の浅井家討伐のために兵を挙げます。


これを察知した 浅井長政 は同盟を組んでいる朝倉に救援を依頼。


当主である 朝倉義景 が出向き、ここに 織田VS浅井・朝倉の最終決戦 が始まります。




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対して、顕如 も次なる一手を繰り出します。


本願寺には織田からの間者である くノ一・楓 が潜入していました。


そのことに感づいていた 顕如 は、朝倉の陣中に向かわせる僧兵のお供に を動向させ、正体を暴く策略を巡らします。




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           「鼠狩りです。」




この策略にハマり、織田側に帰還する途上で僧兵に発見されてしまった




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果たして はこの窮地を生還できるのか。


ケン に活躍の機会はあるのか。


次回は今巻のような時代の大きな流れとは逆に、歴史には語られることのない局所的な部分が見所になりそうです。
























【関連記事】


・信長のシェフ 9 ――俺は信玄を選ばない! [2014/02/20]
・信長のシェフ 8  ――織田の料理人を始末しろ! [2013/10/19]
・信長のシェフ 3 [2012/06/16]











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[ 2014/07/15 00:00 ] マンガ | TB(0) | CM(0)
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