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特別展『手塚治虫 × 石ノ森章太郎 マンガのちから』に行ってきました。

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会 場:宮城県美術館
会 期:2014年5月31日(土)–7月27日(日)
主 催:宮城県美術館,NHK仙台放送局,NHKプラネット東北,河北新報社
後 援:外務省,経済産業省,仙台市教育委員会,TBC東北放送,仙台放送,ミヤギテレビ,KHB東日本放送,Date FM
協 力:石ノ森章太郎ふるさと記念館,石ノ森萬画館
特別協力:手塚プロダクション,石森プロ
制作協力:NHKプロモーション
機材協力:NECディスプレイソリューションズ
宮城県美術館公式サイト:http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/









■2人の偉大な漫画家に最大のリスペクトを




現在、宮城県美術館で 『手塚治虫』 『石ノ森章太郎』 をテーマにした特別展を開催中です。




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元々 石ノ森先生 は、手塚先生 に憧れ、『鉄腕アトム』 の執筆中にアシスタントを務めたこともありました。


その後デビューのために上京し、かの有名な 『トキワ荘』手塚先生 や、他の漫画家達と共同生活を送ります。


そこから日本の漫画の歴史は発展していったのです。







特別展では、2人の半生や今回初出展のものを含む直筆原稿を順路に配置し、時代ごとにそれぞれの歩みを追っていく造りになっています。


その中でも驚いたのが、上記でも触れた 『トキワ荘』の再現セット が組まれていたことです。


写真OKだということなので、もちろん激写!




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干してある手ぬぐい・玄関先の出前ラーメンの空ドンブリなど、昭和の良い雰囲気が充実に再現されており、力の入れ具合がビシビシ伝わってきます。


内部にも入ることができ、当時の部屋が作られていたり、石ノ森先生 が8ミリフィルムで東京を撮影した 『東京1/3周』 という映像が上映されていたり、より2人を身近に感じることができました。







また、各所にお2人の作品を一部分読める展示があり、なんだかんだで一番時間を忘れて見入ってしまいました。


何度読み返しても底が見えない、いつまで経っても色褪せない名作の数々です。










■”萬画”の可能性無限大




展示の終盤、石ノ森先生『萬画宣言』 のコーナーがありました。


『萬画宣言』とは、1989年に亡くなられた 手塚先生 に捧げる作品 『風のように』 の最終ページに掲載された言葉です。








萬 画 宣 言

一、萬画は万画(よろずが)です。あらゆる事象を表現できるからです。


一、萬画は万人の嗜好にあう(愛されるし、親しみやすい)メディアです。


一、萬画は一から万(無限大の意も含む)のコマによる表現です。
従って萬画は、無限大の可能性を持つメディアである、とも言えるでしょう。


一、萬画を英語風に言えば・・・Million Art。
  Millionは百万ですが、日本語の万と同じく「たくさん」の意味が
  あるからです。頭文字を継げれば、M・Aです。


一、M・Aは即ち“MA”NGAの意。









漫画は一時期、青少年の教育に害をもたらすとか、低俗な読み物だといったバッシングが激しいときがありました。


しかし、手塚先生 が先頭に立ち、良質な作品を多く世に出してきたことでその社会的な意識は払拭されつつありました。


そんな中、石ノ森先生手塚先生 の活動の跡を継ぎ、漫画というのはいかに優れたメディアであるのかということを自分なりに世間にアピールしようとした結果がこの言葉に表れているのではないかと思います。


現代はアニメが全盛で、出版業界全体が不況であるように、漫画においても特に雑誌の発行部数は下降線を辿っています。


もう一度、漫画の可能性や独自の魅力について、再考察する時期に私達は立っているのかもしれません。


そして、「誰かがやってくれる」 ということではなく、私達1人1人が何か小さいことでも独自に何かやっていくことが必要な時代なのかもしれないと考えるのです。










■島本先生グッジョブ!




会場の出口付近に様々なクリエイター達の2人の作品に対するオマージュ作品の展示コーナーがありました。


その中で私が最も印象に残ったのが、『アオイホノオ』 を連載中の漫画家・ 島本和彦先生 が寄せた 『TV版「鉄腕アトム」第193話「地球最大の冒険」より』 という作品です。




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これはテレビアニメ『鉄腕アトム』の最終話を 島本先生 なりに改変した漫画作品です。


よく「懐かしのアニメ特集」系の番組などで紹介されているのでわかると思うのですが、アトム は最後、地球を救うために自らロケットに張り付いて太陽に突入していきます。


この アトム【死】 をもって、アニメは終わるのですが、島本先生 はそこで独自の展開でそこを改変しています。


しかもただ改変するのではなく、それにもちゃんとトンチの効いた理屈もつけているあたり、さすがだなぁと感嘆しました。


ネタバレはできないので、気になる方はぜひ足を運んでいただきたいです。










■”杜の都”の美術館




今回初めて 『宮城県美術館』 に行きました。




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仙台市内からやや郊外に抜けたところに位置しており、周囲は静かで緑も多く、雰囲気がめちゃくちゃいいです。


市営をバスを使えば片道180円で気軽に行けます。







併設されているカフェもなんだか良さげです。




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明るいながらもセンスよく統一されたインテリアと、オープンカフェスペースも充実。




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【美術館】というと ”閑散としている” イメージがあったのですが、私が来館した日は平日だったにもかかわらずお客さんがちゃんと入っていて、なかなか盛況そうでした。


スイーツなんかもおいしいらしいですよ。


次に来るときは、カフェでのんびり読書するのもいいかもしれませんね。










■【お土産】を買おう




展示を見た後は、何かグッズを買いたくなるのが人情でしょう!


どこでもそうなのですが、グッズの特設コーナーやミュージアムショップなどで展示に関係したお土産が必ず売っています。


ただ懐が心もとないので、買うものは1つにしようとは決めていました。


特別展の入場料+音声ガイド代を既に払ってしまってますし。







約10分ほど悩んだ結果、アトムのマグカップ を買うことにしました。




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¥1,059(税込)!





とっての部分がロケットの形状になっており、カッコイイです!


これは当分お気に入りとして毎日使い倒すことは間違いありません。













【関連記事】

・スタジオジブリ・レイアウト展 [2011/05/15]










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[ 2014/07/01 00:00 ] オタク的日常 | TB(0) | CM(0)
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