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ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート3 

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ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート3
(角川スニーカー文庫)

著者:鈴木 貴昭
原作:島田 フミカネ
イラスト:島田 フミカネ
出版社:KADOKAWA/角川書店
発売日:2014/2/28








【注目キャラクター】


「それは素晴らしいわ、
 
 この私のナイスバディと同じなら、

 さぞかし目を見張るような活躍が期待できるわね!」



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フェデリカ・N・ドッリオ
機械好きで技術者志望だったため、軍でストライカー等の研究をしていたが、試験的に飛行訓練を受けた際、高い空戦ウィッチの適正が判明した。
そのまま実戦部隊としての訓練を受け、少尉に任命されるまでになったが、技術職へのこだわりから、テストパイロットの道を選ぶ。

民間メーカーの試作・実験機で、様々な高度、速度記録を樹立した。

欧州での戦闘が本格化、ロマーニャ方面にも脅威が目に見えるようになったことから、軍への復帰を決意した。

復帰後の活躍はめざましく、第151飛行隊長を経て、精鋭部隊「赤ズボン隊」に抜擢される。
その戦果と、明るくサービス精神旺盛な振る舞いから、民間レベルでの知名度が高い。









【レビュー】





    「そうだ、

    私は単に空が飛びたかったんだ。

    だからウィッチになろうと思ったんだ。

    そんな簡単な事もすっかり忘れていた。」
              
  



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マルタ島の激戦から数日。そこで浮き彫りになったネウロイの不可解な出現パターンから、サハラ砂漠を突破して襲来している可能性が浮上する。この危険性に、各国が連携し大規模な偵察作戦を展開。次々と届く情報の断片からケイが大型ネウロイの新たな進化に気づいた時、最悪の場所が襲撃されるのだが―「ふん、地味な戦いに飽きてきた所だ」。待望の外伝第3弾、アフリカの空が戦火に染まる時、マルセイユが最高の輝きを放つ! (作品紹介より)









■戦火は【マルタ】から【ダカール沖】、そして【イコシウム】へ

 

前巻でネウロイに防衛ラインの裏を欠かれ、補給線から孤立してしまったマルタ島。


このままでは島民の命と、アフリカ・ヨーロッパにおけるネウロイの勢力を拡大されてしまう…。


ウィッチ・各国の艦隊は大規模な救援作戦を実施し、その迅速な対応により、マルタからのネウロイ勢力の排除に成功します。







しかし安心したのも束の間、今度はアフリカ大陸の北西岸に位置する ダカールがネウロイによって急襲されました。


カールスラントやガリアがネウロイによって占領された後、扶桑やリベリオン大陸からの援軍や物資の輸送は主にアフリカ大陸の西を回るルートが使われていました。


つまり、ダカールをネウロイに占拠されてしまうと、人類のヨーロッパ奪還が絶望的になってしまう ことを意味します。







このネウロイの侵攻の矢面に立たされたのは、近くに設立されていたガリアの臨時政府の1つであり、そこにはウィッチ1名と艦隊が駐留していました。


しかし、いかなウィッチと言えども1名だけではその防衛は厳しいものがあります。


なぜならこのような防衛戦の際は、最低2人1組で戦うことが当たり前とされているからです。


1人が攻撃、もう1人が援護と防御を行うからこそ、ネウロイに対して優位的な戦いが可能となるのです。




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この戦闘においても、各国からの援軍がなんとか間に合い、最悪の事態は避けることができました。







これらの戦闘によって浮上してきた大問題があります。


『ネウロイがどこから来たのか?』ということです。


それまでネウロイは 【ネウロイの巣】 から生み出され、その移動距離には制限がありました。


しかし今回襲われた地域の周囲に【ネウロイの巣】はありません。


第31統合戦闘飛行隊【アフリカ】隊長・ 加東圭子大尉 を中心に喧々諤々の議論が行われました。




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そこで得られた結論は


「【巣】を必要としない
 自らの体内でエネルギーを作り出せる新型ネウロイが現れた」



という仮説です。


これが事実であれば、【ネウロイの巣】の位置から侵攻ルートを計算し策定されていた現行の防衛線がまったくの無駄になってしまいます。








その後、仮説を証明するようにアフリカの北岸・ イコシウム に現れたという一報が届きました。


この襲撃も マルセイユ を中心に【アフリカ】の面々の活躍で撃退に成功しましたが、今後の戦局に大きな不安をもたらすことになりました。




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世界で一番過酷と言われる【アフリカ戦線】が更に激化していきそうですし、ますます【アフリカ】部隊の活躍から目が離せません!










■地名から見る【ストパン】世界の歴史



【ストライク・ウィッチーズ】の世界は、地理的に現実の地球とほぼ一致していますが、その歴史の推移には大きな違いがあります。


例えば現実の日本に対応する作中の国に 【扶桑皇国】 があります。


その歴史では、織田信長 が【本能寺の変】で死亡せず、織田幕府を開いたといったものになっています。







同様にローマ帝国の初代皇帝となったのが カエサル だと、作中で語られる場面があります。




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この2点の歴史改変(?)は、どちらも ウィッチが偉人を救ったことが原因 となっていました。


つまり、【ストパン】はただのファンタジーではなく、【ウィッチ】という存在がもし現実の世界に存在していたら、どうなっていたかという壮大な実験場のように思えてきました。







このような歴史の違いは今巻の地名からちょっと垣間見ることができました。


今回ネウロイの襲撃を受けたイコシウムという都市。


現実の世界では、アルジェ に対応します。


このアルジェ、その昔ローマ帝国の占領下にあったときその名前がイコシウムでした。


歴史の流れが違えば、地名の変遷も変わってくる。


上記でも書いたように、もしかしたら現実の世界と【ストパン】の世界がつながっているかもしれないといった面白さを感じます。










■関連書籍でより深く楽しむ



今巻が発売された同じ月に 『WORLD WITCHES』 というイラストコラム集が発売されました。




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この中で様々な世界中のウィッチ達が紹介されています。


今巻で登場した フェデリカ・N・ドッリオ中尉
エリザベス・F・ビューリング少尉 もイラストコラム中で紹介されています。




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コラムを読むことでそのキャラをより深く理解することができ、小説の物語により入って行きやすくしています。


この『WORLD WITCHE』を読むことで、今まで【アニメ】【小説】【マンガ】【同人誌】と分散的に存在していた設定の数々をある程度集約することができ、資料としての価値も計り知れない貴重なものです。


【ストパン】を追いかける者として、欠かすことができないアイテムの1つと言っても過言ではありません。










 













【関連記事】

・ストライクウィッチーズ アフリカの魔女 ケイズ・リポート [2013/07/30]











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[ 2014/03/05 13:22 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)
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昭和生まれの東北人。

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