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オーバーロード6 王国の漢たち [下]  ――苛烈な抗争に王都が炎に包まれる。

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オーバーロード6 王国の漢たち [下]
著者:丸山 くがね
イラスト:so-bin
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン
発売日:2014/1/31








【注目キャラクター】


「あー!!仕方ないじゃないか!

 あんなにカッコ良かったんだぞ!

 私が数百年ぶりに
  少女らしい思いを抱いたっていいじゃないか!」



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イビルアイ
魔力系魔法詠唱者。全身を黒いローブで、顔を仮面で覆い隠した謎多き女性。
八欲王の秘宝や十三英雄の実態についてなど、世界の裏側について多くの知見を持つ知恵者。法国の立ち位置について、己が狩られる立場にあると知りつつ一定の賛意を送るなど、大局を知り含意を含んだ意見も持つ。









【レビュー】





「記憶の中にあるどんな戦士をも超える斬撃。

 それは世界の包む夜の闇ごと、
       悪を切り裂く戦士のように見えた。

 自分が吟遊詩人の歌に出る、
       姫君になったような気さえする。

 姫をさっそうと助ける騎士、
     それが目の前の漆黒の戦士に重なる。」
              
  



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王国に潜む裏組織“八本指"最強の戦闘集団“六腕"が動きだした。
迎え撃つはアダマンタイト級冒険者“蒼の薔薇"。
その決戦の渦中に蠢く謎の大悪魔ヤルダバオト。
苛烈な抗争に王都が炎に包まれる第6巻。
(作品紹介より)









■伏線回収祭り

 

今までナザリック勢は異世界の情報収集を主な活動としておりました。


遂にその成果が結実し、大規模な行動を実行するに至ります。


それに伴い、これまで謎だったことや気になっていたことが徐々に明らかになってきました。


これはますます目が離せなくなってきたゼ!!










■”黄金”の姫の正体



リ・エスティーゼ王国第三王女 ラナー・ティエール・シャルドルン・ライル・ヴァイセルフ


金の髪に象徴される国内外にも知られる美貌と、王国の強化に繋がる画期的な施策を立案する頭の回転の良さ、精神の輝きの両面を讃えて ”黄金” の二つ名で知られています。




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彼女には裏の顔がありました。


前巻でも少し不穏な描写はありましたが、実の兄である第二王子 ザナック が彼女を
”化け物” と称していました。


奇しくもそれは事実の一端を示していました。


彼女の持つ能力は、 思考力、洞察力、観察力、発想力、理解力など、【考える】という行為に関わる全ての能力の異常発達 です。


王城から一歩も出ずとも、入ってくる僅かな情報をもとに王国の情勢を詳細に把握し、思いのままに状況を動かせる恐ろしい才能を持っていたのです。


まさに ”天才”







しかし悲しかな、天才は普通の人間ではありません。


どこかが狂ってしまっています。


彼女の狂気さが、アインズ 達主人公側の 【ワンサイドゲーム】 になることを防ぐ役割を担っているように考えられます。


俺TUEEEEな話も好きですが、それだけでは底が浅い作品になりがちになってしまうことを著者はよく理解しており、今後の展開が予想できない面白い作品になってきています。










■2巻からの伏線の回収



今巻でナザリックのメイドとして働くこととなった少女 ツアレ ですが、そのことを アインズ が許可した背景として、2巻でズーラーノーン幹部 クレマンティーヌ に殺された冒険者
ニニャ が関係していたことが語られています。


実は、ニャニャツアレ の妹で、元々、貴族に売られてしまった ツアレ を取り戻すために ニャニャ は冒険者となりました。


そのことは、2巻で名前は直接出てきませんが、姉のエピソードは度々登場しています。







そして、ニャニャ は詳細に日記をつけることを習慣としています。


彼女の死後、その日記を アインズ が手にすることになり、その結果、アインズ は自分がいるこの世界の知識を多く手に入れることができました。


その恩を返すため アインズツアレ をナザリックに招くことを決めたのです。







色々抱えていそうなキャラなのに案外あっけなく死ぬんだな、と違和感を感じたことは覚えています。


この伏線は著者の満を持してをものだったらしく、あとがきでかなり ( ̄∇ ̄)v ドヤッ! ってました。










■神人



アインズ は元々 【ユグドラシル】 というVRMMORPGをプレイしていました。


そこから突如異世界に転移したのですが、本作の核心部分として 「この世界=ユクドラシル」なのか? という疑問について未だに答えが出ていません。


その手がかりとして、伝説として語られている、 6百年前にこの世界に降臨したとされる六柱の神々の存在 があります。


アインズ は、それらが過去ユグドラシルから自分同様に転移したプレイヤーであると推論を立てていましたが、この点について今巻で重要な描写がありました。







アンデットであり、200年以上存在している魔法詠唱者 イビルアイの思描写の中で、 「絶大な力を持つ者として時々生まれてくる【神人】と呼ばれる者達は、【ぷれいやー】なる者の子孫である」 という文言がありました。




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これにより アインズ 以外にもユグドラシルのプレイヤーが存在していたことが確定したのです。


しかし、それらのプレイヤーが6百年前に存在していたということで現在でもプレイヤーがいる可能性は低そうです。


であれば、なぜ アインズ だけが他とは違う時間軸でこの世界に転移してしまったのか、という新たな疑問が出てくるわけですが。


その真相は次巻以降のお楽しみということで。























【関連記事】


・オーバーロード 5 王国の漢たち [上]   ――謎と執事とメイドの第5巻。 [2014/01/04]
・オーバーロード 3 鮮血の戦乙女 [2013/03/30]
・オーバーロード2 漆黒の戦士 [2012/12/10]
・オーバーロード1 不死者の王 [2012/09/08]











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[ 2014/02/06 03:19 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)
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