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有頂天家族   「面白きことは良きことなり!!」

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有頂天家族
原作:森見登美彦
監督:吉原正行
シリーズ構成:菅正太郎
脚本:菅正太郎、檜垣亮
キャラクターデザイン:久米田康治(原案)、川面恒介
音楽:藤澤慶昌
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:「有頂天家族」製作委員会
放送期間:2013年7月 - 9月
話数:全13話
公式サイト:http://uchoten-anime.com/







【注目キャラクター】


「食べちゃいたいほど好きなのだもの。」


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弁天(鈴木聡美)
「金曜倶楽部」のメンバーの一人。本名は鈴木聡美といい、弁天という名は金曜倶楽部に加入した時に授かった。赤玉先生に一目惚れされ、琵琶湖湖畔から攫われて天狗の術を教え込まれた。そのため人間でありながら空を飛んだり天候を操ったりすることができる。









【レビュー】





「桓武天皇が皇城(おうじょう)の地を定めてより、千二百年。

 今日(こんにち)京都の街には、
         百五十万の【人間】が暮らすという。



 だが待て、しばし。



 『【人間】などは、我等の歴史に従属してるに過ぎない。
  歴史も街も、作ったのは我々である。』

 と、大法螺を吹く【狸(たぬき)】もある。



 だが待て、しばし。



 『皇城(おうじょう)の地を覆う天界は、
  古来我等の縄張りであった。
                
  天界を住処とする我等を畏れ敬え。』

 てなことを、傲然と言ってのける者がいた。

 【天狗(てんぐ)】である。



 【人間】は街に暮らし、

 【狸】は地を這い、

 【天狗】は天空を飛行する。



 平安遷都このかた続く、【人間】と【狸】と【天狗】の三つ巴。

 それがこの街の大きな車輪をぐるぐる回している。

 回る車輪を眺めているのが、どんな事より面白い。



 私は所謂【狸】であるが、
 ただ一介の狸であることを潔しとせず、
 【天狗】に遠く憧れて、【人間】を真似ることも大好きだ。

 したがって、
    我が日常は目まぐるしく、退屈している暇がない。」
               
  



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千年の都・京都。ここでは古来より、人に化けた狸と天狗が、人間に紛れて暮らしていた。

糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父であり、狸界の頭領「偽右衛門」でもあった総一郎はある年の瀬、人間たちに狸鍋にされ、帰らぬ狸となってしまった。

遺された息子たち「下鴨四兄弟」の三男で「面白く生きる」がモットーの矢三郎と、それを取りまく狸と天狗と人間たちの奇妙で多彩なキャラクターが繰り広げる奇想天外なコメディドラマ。

父の死に秘められた真実とは?そして長男・矢一郎は次期「偽右衛門」になれるのか?
(作品紹介より)









■森見登美彦 × 久米田康治 × milktub = 名作確定!



先期放送されていた本作品ですが、関わっているクリエーター陣がものすごく豪華です!







まず、原作は『夜は短し歩けよ乙女』、アニメ化もされた『四畳半神話大系』などで知られる小説家・森見登美彦



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キャラクターデザインは『さよなら絶望先生』などでお馴染み、久米田康治



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主題歌はPCゲーム会社代表、ミュージシャンの2つの顔を持つクリエーター・bomboo率いるmilktubが担当しています!












これだけ今を駆け抜けるトップランナーを勢ぞろいさせて、面白くないわけがない!!!















■”純和風ファンタジー”の傑作



【天狗の神通力】【狸の変化】という古来から使い古されてきたものを現代風に、これだけスタイリッシュに物語の中に取り込めるものかと感嘆しました。



どうしても”ファンタジー”というと、【剣と魔法】だったり、【ギリシャ神話】だったり、【エフルやドワーフ】だったり、西洋の影響と多大に受けてきました。



だからこそ、『ロードス島戦記』『ドラゴンクエスト』など世界に誇れる”日本製ファンタジー”が多く作られてきたわけですか・・・・。



よく考えてみると、日本には【八百万の神様】やら【妖怪】やら、その土台となるものを受け継いできたのだと気づきます。



この『有頂天家族』それら”純和風”なものだけで、しかも【千年の都】京都を舞台にしたという点がとても面白い観点だと思います。















■”謎多き美女”弁天



この物語のヒロイン・・・・・いや!ラスボスとして君臨している鈴木聡美
またの名を”弁天”



いつも主人公・【狸】の矢三郎たちの周りに出現し、時には手助けし、時には最大の敵になる、その姿まさに天下無敵・天衣無縫!



元々は【人間】でしたが、【天狗】から術の教えを受け、今では並みの【天狗】であれば従えられる実力と胆力を持ち合わせた魅力的なキャラクターです。





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特に印象的なのが、第10話で弁天が人知れず涙するシーンです。





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誰にも縛られず、自由に生きられる彼女が涙を流す理由とは何か?



その後の劇中でも、真意が語られることなく、彼女の心中を推測することしかできません。



そのことについて、この10話を観たコメントで興味深いものがありました。





弁天はそれまで人間から中途半端に逸脱しただけの鈴木里美だったんだよ
それが「天狗の弁天」となったのは、確実に総一郎を食ったから
そして鞍馬にも狸達にもそれを知らしめたから

だけど弁天も、自ら捨ててしまった「人間鈴木里美」を思い出して涙するんだよ
矢二郎は「子供は泣くものだ」という
弁天は天狗になったけど、天狗的にはまだまだ子供なんだよ
まあるいものが好きで、丸っこい狸もすきだけど
狸は自分を恐れてて、自分も狸を食えるという絶対的な立場の違いがある

矢三郎は自分を恐れない唯一の狸だけど、総一郎を「美味しい」と思った事実は変えられない

弁天様も切ないね



養豚場で、過去に美味しく食った豚の子供になつかれて、可愛いと思ってしまう気持ちなんだろう。








すごく説得力があるんですけど、でもやっぱり真相はわからないんですよね。



そんな謎があるから彼女の魅力がより一層高まっているんだと思います。














■蛇足~我が人生に悔いなし



【オタク】として生きてきて、早二十と数余年。



どんなに社会から後ろ指さされようとも、止めることができません。



だって、こんな素晴らしいアニメが世の中にはいっぱいあるんだもの!





これもまた、
 ”阿呆の血のしからしむるところ”なのかもしれません。






すいません!このセリフ言いたかっただけです。










  










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昭和生まれの東北人。

アニメ、漫画、ライトノベル、アニソンが大好物。

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