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信長協奏曲 9 浅井夫婦に永遠の別れが迫る――

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信長協奏曲 9(ゲッサン少年サンデーコミックス)
著者:石井 あゆみ
出版社:小学館
発売日:2013/8/12





【注目キャラクター】


「―――乱世は、
 力のない者を権力者として据えることを、
 許してはくれませぬ―――」



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細川 藤孝
義昭の側近。義昭を僧侶から還俗させ将軍に就かせた人物。目的は達したが、その過程で義昭は将軍の器にないことが見抜けなかったことを後悔している。立場上、義昭を諫める役をしているが、自身はかなり冷めた目で義昭を見ている。光秀(信長)と信長(サブロー)がそっくりであることを知る人物の1人だが、2人の素性まで知らない。







【レビュー】





「―――その身に、
 
      織田と浅井の血が流れていることを、

                  誇りに思って生きよ―――」
               
  



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激闘!三方ヶ原の戦い!さらに…!?

徳川家康、最大の危機である三方ヶ原の戦いの行方は!?
そして戦国の巨星・武田信玄の快進撃、織田家滅亡の危機は果たして!?
さらには浅井長政・お市夫婦の絆と運命を描ききった必読の第9巻!
(作品紹介より)








前巻からの続きになりますが、遂に織田討伐に乗り出した武田信玄に対した徳川家康



『三方ヶ原の戦い』は、史実通り徳川軍の惨敗に終わりました。



史実では、家康は、あまりの恐怖に浜松城に逃げ帰ったときには脱糞していたといいます。
本編ではさすがにそこまでは描かれませんでしたが、まんまと誘いに乗り、多くの家臣を失いながら逃げることしかできなかった自信への腑がなさに失望する様子が伝わってきました。



その中で唯一気を吐いていたのが、
【徳川に過ぎたるもの】本多忠勝です。





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「日の本一と歌われる武田軍と
 真正面から戦えたこと――――・・・・・

 ――――これは正に、徳川の歴史じゃ・・・・!!

 無駄なはずはない、無駄になどするものか・・・・・!!」






この言葉はこれより3年後、『長篠の戦い』で現実のものとなります。



ちなみにこの話のタイトルが、『家康くんの敗走』
シリアスな場面なのに、タイトルのハマり具合に思わず笑っちゃいました。







徳川が破られて織田家万事休すか―――!?と思われましたが、まさかの信玄の病死による武田軍の撤退。
武田と織田がここで戦った場合、確実に織田が負けていたので、これはかなり神がかり的な幸運でした。





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「――――時代が変わってゆく――――・・・・

 ――――この男を中心に――――・・・・」








上記の言葉通り、あれだけ追い詰められていた信長は、ここから息を吹き返し、
【織田包囲網】を食い破っていくのです。



その中で信長は、挙兵した将軍・足利義昭を京都から追放します。
室町幕府の終焉です。





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将軍家は最早有名無実化していたので、滅ぼされることは時間の問題でしたが、個人的には義昭の天然ボケと愛嬌のある表情は嫌いじゃなかったので、ちょっと惜しい気持ちもあります。





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この巻のラストでいよいよ『一乗谷城の戦い』『小谷城の戦い』を迎えます。



ここをラストに持ってくる著者や編集の方々に感謝&脱帽です!



まさにカタルシス!!!!







ただその内『一乗谷の戦い』の描写は、かなりあっさりしています。



これまで名前だけが出続けていた朝倉義景ですが、その姿が登場することなく、退場することとなりました。





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しかも最後は自分の家臣の裏切りに合うという、悲哀溢れるものです。



歴史上でも漫画でもいまいち存在感がなかった残念な方でした。







その分、『小谷城の戦い』はしっかりドラマチックに描かれています。



信長の妹・おいっちゃんことお市は、浅井方が敗色濃厚となったとき、夫・浅井長政と共に死のうとします。



そこで聴こえてきた兄・信長の声。





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その声に反応したお市の様子を見て全てを悟ったような表情をする長政



切な過ぎます。



こうして浅井家は滅亡し、お市とその娘3人は織田家に戻ることになります。







この巻をもって巻数で5巻、史実では4年に渡った『元亀争乱』は幕を閉じ、年号も新しく【天正】となります。(正確には室町幕府滅亡をもって改号)



その中でこの巻がそのラストを飾ったということで、読み進めている間、
コミックを持っている手が震えっぱなしでした



信長の生涯の中で間違いなく、一番の激闘の日々でしたし、この危機を乗り越えたことで信長【天下布武】は盤石なものとなっていく転換期になります。



自分のその目で歴史を見ている感覚になり、心踊りました。







そして次巻、カバー裏の【次回予告】を見る限り、比較的ゆったりとした展開になりそうです。





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浅井三姉妹、かわいーなー!ちくしょー!















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[ 2013/08/14 19:47 ] マンガ | TB(0) | CM(0)
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昭和生まれの東北人。

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