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アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う

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アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う(英国パラソル奇譚)
著者:ゲイル・キャリガー
イラスト:sime
翻訳:川野靖子
販売元:早川書房
発売日:2012/4/9



★注目キャラクター★

「いやいや、実に、みごとなお手並みだった、
 わたしのちっちゃなプラム・プディングちゃんよ」


アケルダマ卿 
ロンドンで最高齢のはぐれ吸血鬼。肌は氷のように白く、髪は美しいブロンド。香水を染み込ませたハンカチとピンクのネクタイを好み、それと同じくらい情報収集が好き。ドローンたちは皆、家柄の良い美男揃いで、英国紳士として昼間族に紛れて情報収集に尽力している。アレクシアを「花びらちゃん」「シュークリームちゃん」「魅惑のマフィン嬢」など様々な呼び方で呼ぶ。





★レビュー★


「ときに、必需品というものは
 手に入れようとして手に入るものではありません。」

                


異界族と人類が共存するヴィクトリア朝ロンドン。伯爵夫人アレクシアは妊娠八カ月を迎えた。お腹の子の異能を恐れる吸血鬼の執拗な攻撃に、人狼団はある秘策を打つ。そんななか消滅寸前のゴーストが現われ、女王暗殺をほのめかした。凶事を防ぐべく暗中模索の捜査を始めたアレクシアは、やがて夫マコン卿と人狼団にまつわる過去の秘密と出会う―謎解きとユーモアと叙情が贅沢に織りなすスチームパンク冒険奇譚、第四弾。 (作品紹介より)





今巻もアレクシアが難解な事件に立ち向かうことになるのは変わりません。



しかし、以前の彼女とはあきらかに違う点があります。



彼女が現在妊娠8ヶ月の妊婦だということです。



歩くときは常によたよた歩き。ときに、お腹を蹴り上げる未だ見ぬ我が子に悪態を吐く。妊娠のせいであまり頭もいつものように回らない。そんなどうしようもないハンデを背負っしまっているのです。



それでもアレクシアは懸命に捜査を続けようとするのですが、その空回り感がなんだか笑えてきます。挿絵はないのですが、その光景が目に浮かぶような臨場感のある文章が抜群でした。



ちなみに、主人公のアレクシア”ソウルレス〈魂なき者〉”と呼ばれ、魂がない分普通の人間より、物事を冷静にみる超現実主義という面を持っています。作中では「冷たい」とかネガティブな言い方が印象的ですが、僕は逆に現実をありのままに受け止めることができる強い心の持っていることではないかと思います。



僕もアレクシアのように常に現実に立ち向かえるような強さを身につけたいですね。でも、こういうものばっかり読んでるようでは、そんな日は遠いかな・・・・?



アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂(うれ)う (英国パラソル奇譚)アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂(うれ)う (英国パラソル奇譚)
(2012/04/09)
ゲイル・キャリガー

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[ 2012/12/12 00:13 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)
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昭和生まれの東北人。

アニメ、漫画、ライトノベル、アニソンが大好物。

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