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死神を食べた少女

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死神を食べた少女
著者:七沢またり
URL:http://ncode.syosetu.com/n5240bc/(『小説家になろう』サイト内)



★項目評価★
ストーリー
★★★★★★★★★☆ 9点
 
キャラクター
★★★★★★★★★☆ 9点

総合
★★★★★★★★★☆ 9点



★注目キャラクター★

「草なら何度も食べたけど、美味しくなかったわ。
 お腹も全然膨れないし。
 人は馬や牛にはなれないもの。
 私が、今までで一番美味しかったのは――

 ――あの時の死神ね。」



シェラ・ザード
生年、出身地不詳の旧王国軍女性士官。宰相ファルザームが組織した諜報隊出身という説もある。
解放戦争初期から騎兵隊を率い、並ぶ者のない武功を挙げていった。
戦死したジラの養子となり、ザードの家名を継ぐ。
最終的には大佐まで昇進。キュロス要塞にて戦死した。

女の身でありながら優れた武勇を誇り、特徴的な大鎌を得物とする事から『死神』の異名を持ち、兵達からは非常に恐れられた。
解放軍将兵に多大な犠牲をもたらし、旧王国では『救国の英雄』として士気向上の為に讃えられていた。(『解放戦争記』よりシェラ・ザードについての記述)





★レビュー★


   「――――いただきます」
                


死神を食べたらどうなるんだろう。 私には良く分からない。分かるのはたった一つ。 お腹がすいた。 だから、こいつらの首を持って偉い人に届けよう。 きっと美味しい物が食べられる。 さぁ、準備が出来たら出発だ。(作品紹介より)



 

まだこんな化物みたいな超良作が残されていたとは・・・・、本当にネットは広大で、果てがないのだと改めて感じました。




本作品を一言でいうと、『ダークファンタジー』です。




主人公・シェラは、自分の果てない食欲を満たすことと、復讐のためだけのために戦い続けます。例え降伏する兵でも、武器を持たない民でも、自分の目的を邪魔する者に対しては究極的に非道で、残酷になります。戦場で小柄な少女が笑いながら、その身に似つかわしくない大鎌を振り乱しながら迫ってくる様は、まさに『死神』に見えたことでしょう。



しかし、物語を読み進めていくうちにそんな彼女にどんどん魅了されていきます。例えこの目で姿は見えずとも、文字を通して彼女のカリスマ性が伝わってくるかのようです。




著者も言っていますが、この物語にはエンド(と思われる箇所)が2通り存在します。最終話の前話のラストはそれまでの物語の路線にすっきりハマる、自然な終わり方になります。最終話のラストは、どちらかというとハッピーエンドのようになっています。どちらが正しいか、ではなく、受け手である読者がどちらを選ぶかを委ねられているのです。僕は断然ハッピーエンド信奉者ですが。




もう書籍化も決定しているそうで、修正や加筆があった場合は、ぜひ購入したいですね。






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[ 2012/09/02 00:50 ] Web小説 | TB(0) | CM(0)
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昭和生まれの東北人。

アニメ、漫画、ライトノベル、アニソンが大好物。

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