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BLOOD-C The Last Dark

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劇場版 BLOOD-C The Last Dark
原作:Production I.G/CLAMP
ストーリー・キャラクター原案:CLAMP
脚本:大川七瀬、藤咲淳一
監督:塩谷直義
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:黄瀬和哉
音楽:佐藤直紀
音楽制作:アニプレックス
アニメーション制作:Production I.G
制作:Project BLOOD-C Movie
配給松竹



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BLOOD-C The Last Dark(角川ホラー文庫)
著者:藤咲 淳一
原作:Production I.G
イラスト:CLAMP
販売元:角川書店
発売日:2012/5/31



★項目評価★
ストーリー
★★★★★☆☆☆☆☆ 5点
 
キャラクター
★★★★★★★★☆☆ 8点

総合
★★★★★★☆☆☆☆ 6.5点



★注目キャラクター★

「捜しています
 長い髪。大きな目の美人
 その手に長いものをもっている可能性大
 名前は
 
 小夜

 私のたいせつな友達の、小夜」

 
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柊 真奈
 小夜と出会う女子高校生で17歳。



★レビュー★


――――勝者には褒美を 敗者には罰を。
                


浮島地区での惨劇が終了した後、東京都には半ば強引に可決された青少年育成を目的とした保護条例によって、未成年者への厳格な規制・制限が敷かれていた。

ある日の夜、運行中の東京メトロの車両内で1人の乗客が怪物化し、他の乗客達を食い殺していく。パニックとなった車両内には、文人への復讐に燃える小夜が乗り合わせていた。小夜は怪物を追って車両外で仕留めるが、それをきっかけに世界的企業複合体「セブンスヘブン」と秘密組織〈塔〉、そして条例に反発する組織「サーラット」の戦いに巻き込まれる。
(作品紹介より)



 

劇場版『BLOOD-C The Last Dark』観てきました!
しかも、ノベライズ版を読み終えたその日に!!



そのおかげでストーリーを追い過ぎずに超美麗のアクションや人物描写、背景などの映像や、細分に張り巡らされた設定を注意深く鑑賞できたと思います。



まず、第1印象としては、テレビシリーズの小夜のイメージが『BLOOD+』のものに近かったことに対して、劇場版では『BLOOD THE LAST VAMPIRE』のものに近づいたように感じました。



『BLOOD THE LAST VAMPIRE』は、ご存知の通り、2000年に発表された『BLOODシリーズ』の原点である短編アニメです。


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僕が初めて観たのは、今から6年ほど前でしたが、2000年制作のものでこんなにスタイリッシュで挑戦的な作品が作れていたなんてと衝撃を受けたのを覚えています。本編のセリフがほとんど英語(舞台が米軍基地内のため)で日本語の字幕が多数入っていたり、セーラー服姿の女の子が刀を引っ提げ、鬼のような形相で化け物達を切り倒していく描写は、それまでのアニメの常識を打ち破った画期的な作品だったと思います。



そして、先に述べたように『BLOOD-C The Last Dark』小夜は、これに近い印象を受けました。クールで無口、ただ化け物を葬ることだけに邁進する自身が”一振りの刀”であるかのような鋭い眼差し。でも、その中にも感じられる人間に対する優しさや、慈しみ。多少の怪我はすぐ回復し、遠くなる年月を超えてきても老いることのない強靭な体を持っているにも関わらず、どとか儚げで、危なげない。そういった様々な要素が複雑に絡み合い『小夜』という魅力的なキャラクターを作り上げているのかもしれません。



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本作品で別に印象に残ったこととして、『ネットとアクションの融合』が挙げられます。



テレビシリーズでは皆無だった、現代社会の必須アイテム『ネット』が舞台が東京ということもあり、本作品ではいかんなく発揮されています。小夜側の味方は、元々ネット上で知り合った者同士で構成された組織であるし、ラスボス・七原文人の居場所を探すのもネットでの検索やハッキングを用いている描写が数多く登場します。また、ノベライズ版では各章節ごとに、モブキャラ達のTwitter的なSNS内のチャットでのやり取りが挿入されています。



『BLOODシリーズ』本来のアクションと、並べられて全面的に押し出されている『ネット』での攻防。これはまさにProduction I.Gの名作『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEXシリーズ』のスタンスと酷似しているように感じます。そのときのノウハウとか、もしかして本作品でも役に立っちゃったりしてるのかなぁ。今や現代社会を表現するために『ネット』の要素が不可欠になったいるこのご時世、こういう作品がこれからの主流になっていくのかもしれませんね。



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さて、今回のラスボス・七原文人についても少し語ろうかと思います。小夜の目からは、自分を捕まえて、記憶いじっくってまったく違う環境に放り込み、かと思えばそれをぶち壊し、親しくなった人々を逆殺した極悪人に映ったことでしょう。でも、本作品を観終えると、個人的にはとても極悪人とは思えなくなります。あんまり言うとネタバレになってしまうのですが、結局、文人は彼なりの方法で小夜を助けようとしていただけだったのです。それは本編のラストで彼本人の口から語られます。



劇中で、文人と対立する組織『サーラット』のリーダー・『君は出会ったものを、虜にしてしまうらしい』と語っていますが、文人小夜に魅了された一人の人間でしかなかったのかもしれません。



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ノベライズ版では、大筋のストーリーは変わらないが、細部の設定が異なったいたり、心理描写が描かれていたり、劇場版と併せて読むことをぜひともおすすめしたいです。これまで語られていなかった小夜出生の秘密にも少しだけ触れられています。



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『BLOOD-C』『C』は、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』、『BLOOD+』に続いてのシリーズ3作目という意味だと勝手に自分の中で解釈しています。『BLOODシリーズ』は、『小夜という名前の少女が日本刀で怪物を倒していく』というスタンスさえ守られていれば、それ以外は作り手の自由な発想とセンスに委ねられています。シリーズ第4作目の一日も早い発表と、それがこれまでの作品を超えていくような名作になることを祈るばかりです。




■劇場版公式サイト
http://blood-c-movie.jp/index.html




■【アニメ】BLOOD-C The Last Dark 冒頭8分





BLOOD‐CThe Last Dark (角川ホラー文庫)BLOOD‐CThe Last Dark (角川ホラー文庫)
(2012/05/31)
藤咲 淳一

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[ 2012/06/09 01:53 ] アニメ | TB(0) | CM(0)
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昭和生まれの東北人。

アニメ、漫画、ライトノベル、アニソンが大好物。

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