バッカーノ!1931 臨時急行編
- 2009/12/07
- 08:16

バッカーノ!1931 臨時急行編(電撃文庫)
著者:成田 良悟
イラスト:エナミ カツミ
販売元:アスキー・メディアワークス
発売日:2009-1-10
★項目評価★
ストーリー
★★★★★★★★☆☆ 8点
キャラクター
★★★★★★★★★☆ 9点
総合
★★★★★★★★☆☆ 8.5点
★注目キャラクター★
「私は、一人なんだ。
それ以外の選択は存在しない。」
シャーネ・ラフォレット
ヒューイの娘。主に黒いドレスを着ている、黒髪、金色の目をした美女。
父が逮捕された後はグース達と共に「幽霊(レムレース)として行動していた
がフライング・プッシーフットの事件で離反。その時のいざこざからクレア・ス
タンフィールドと知り合い求婚され、後に婚約する。現在はジャグジー達と共
に行動している。
★レビュー★
「FROM BACCANO! 1710
TO BE BACCANO! 1935」
発売して1年近くになってやっと読む機会があった。
前巻を読んでから大分時間が経ってしまったことで、数多くのキャラクターやその複雑な関係を忘れてしまっているのではないかと多少心配した。
しかし、読み始めるとスルスル読んでしまえる。
キャラがみんなバカなくらい強いから、ちょっとやそっとでは忘れられないのだろう。
今巻の見所は、一言でいうと「1931 アフターストーリー」。
バッカーノ!の中でも最高傑作と名高い「1931」。
その数々の魅力的なキャラクター達ににまた逢えることは
こんなに嬉しいことはない。
その中でも僕は、元”無線乗車娘”レイチェルの話が個人的には好きだった。
話の終わり方も、「おっ!もしかして、レイチェル再登場フラグじゃない!?」というところがあり、今後が楽しみだ。
また今巻の合間合間で、2人の”不死者”が登場してくる。
一人は、”笑顔中毒者”。もう一人は、作者いわく、”ラスボス”。
この2人が次巻である「1710」では、中心になっていくのだろう。
物語の原点が暴かれる次巻を乞うご期待!!
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