マリア様がみてる 子羊たちの休暇
- 2010/02/24
- 01:31

マリア様がみてる 子羊たちの休暇(コバルト文庫)
著者:今野 緒雪
イラスト:ひびき 玲音
販売元:集英社
発売日:2003-1-10
★項目評価★
ストーリー
★★★★★★★☆☆☆ 7点
キャラクター
★★★★★★★★☆☆ 8点
総合
★★★★★★★☆☆☆ 7.5点
★注目キャラクター★
「家柄家柄と言う人間に限って、
引け目を感じているものなんだよ」
柏木 優
祥子の元婚約者で、蓉子達と同学年。祥子や瞳子とは従兄にあたる。
顔はハンサムで頭脳も明晰な好青年。花寺学院在籍時には生徒会長を務め、
運動部・文化部問わず数多くの部活動を掛け持ちしていて、源平の両方に
所属するただ一人の人物でもあった。
★レビュー★
「よかったら、うちの別荘にいらっしゃい」
何年かぶりに読み返してみた本作品。
本作品はOVAの第1巻に収録されている話であるが、僕はこの話までアニメで「マリア様がみてる」を観ていた。
しかし、次のOVA第2巻「涼風さつさつ」まで待つことができず、原作本「マリア様がみてる 真夏の一ページ」を購読したのである。
それが僕と、
「マリア様がみてる」の2度目の出会いであった。
そこからどっぷり、「マリみて」ワールドにハマり現在に至ると。
なので思い出深い作品ではあるが、あまり熱心に読まなかったことがあり、この度読み返してみようと思い立った訳で。
でも、「マリみて」に関しては僕と同様に、「アニメ→原作」といった人が多いのではないかと思う(特に男子)。
本編の感想はというと、再び読んで思ったのは、OVAよりも柏木さんの存在感があるなぁ~ということ。
OVAでは、西園寺家のパーティーシーンでしか登場しなかった印象があるが(実はOVAでもちゃんと出ていた)、原作ではかなりキーとなる発言をしている。
祐巳ちゃんを車で別荘まで送ったり、この地が「アウェー」だと忠告したり。
その中でも、祐巳ちゃんが西園寺の罠に陥ったときは、
「この場をぶっ壊してやろうか」
って言った場面が印象に残った。
この話をもし受けていたら、柏木さんがどういう行動を取ったかちょっと気になるところだけど。
まぁ、祐巳ちゃんにはそんなことは必要ない!
「パラソルをさして」から祐巳ちゃんは本当に強くなったよ!!
後の”どっしり安定感抜群”になる片鱗を、このとき既に出していたのだなぁ~とつくづく感じる。
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