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宇宙よりも遠い場所  ―――― 私の青春が、動き出す!

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宇宙よりも遠い場所
原作 - よりもい
監督 - いしづかあつこ
監督補佐 - 木村拓(第3、4、6、9、11、13話)、北川朋哉(第9、13話)
シリーズ構成・脚本 - 花田十輝
キャラクターデザイン・総作画監督 - 吉松孝博
プロップデザイン - 日向正樹
美術設定 - 平澤晃弘
美術監督 - 山根左帆
色彩設定 - 大野春恵
撮影監督 - 川下裕樹
3D監督 - 日下大輔
編集 - 木村佳史子
音響監督 - 明田川仁
音響効果 - 上野励
音楽 - 藤澤慶昌
音楽制作 - KADOKAWA
音楽プロデューサー - 若林豪
プロデューサー - 田中翔、吉田勇樹、芦立春貴、長澤秀尚、飯塚彩、尾形光広、金庭こず恵、宇都宮裕人、木村香織
アニメーションプロデューサー - 中本健二
アニメーション制作 - MADHOUSE
協力 - 文部科学省、国立極地研究所、海上自衛隊、SHIRASE5002(一財)WNI気象文化創造センター
製作 - 「宇宙よりも遠い場所」製作委員会
公式サイト‐http://yorimoi.com/











【レビュー】







 「赤道を抜け 嵐を越え 氷を割り 日本から14,000キロ・・・・・。

  宇宙よりも遥かに遠い 誰も寄せ付けないその場所へ―――――。」






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私の青春が、動き出す……!

何かを始めたいと思いながら、中々一歩を踏み出すことのできないまま高校2年生になってしまった少女・玉木マリ(たまき・まり)ことキマリは、とあることをきっかけに南極を目指す少女・小淵沢報瀬(こぶちざわ・しらせ)と出会う。

高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、報瀬と共に南極を目指すことを誓うのだが……。
(作品紹介より)












■4人の少女が”南極”を目指す青春グラフィティ





2018年1月~3月まで1クール作品として放送された本作。通称は『よりもい』


マッドハウス制作のオリジナル作品ということで、PVもかなりのハイクオリティ。放送前から注目していた。


まず、1話目が秀逸だった。


第1話『青春しゃくまんえん』。


何か特別な経験がしたいのに、なかなか日常から抜け出すことができない高校生・玉木 マリ(キマリ)


キマリはある日、現金100万円が入った封筒を拾う。落とし主は、同じ高校に通う小淵沢 報瀬(こぶちざわ しらせ)だった。


報瀬は、南極で消息不明になった母親を見つけるため、南極に行くことを目標にしていた。南極に行くための資金としてアルバイトに勤しみ、100万円を貯めてきたのだ。


キマリは報瀬の熱い想いに大きな衝撃を受け、いっしょに南極を目指すことを決意する。


話全体のテンポが非常に良く、スピーディーで視聴者を飽きさせない。クライマックスでED曲が本編とオーバーラップし、否が応でも気分が高められる。まるで自分が南極を目指しているような錯覚を覚えた。


よく最近のアニメ作品を薦めるときに「3話から面白くなる」といったことを言う人もいるが、本当に面白いアニメは1話から面白いし、面白くあるべきだと思う。


そういう意味では本作は最高のスタートを切り、テンションを最後まで保ち続けることができた稀有な作品なのである。










■キマリ以外、全員が”マイノリティ”





本作の魅力として個性的なキャラクターを挙げることができるが、その理由として、主人公のキマリ以外の主要キャラクターが皆、”マイノリティ”に属していることが起因しているのだと思う。


小淵沢 報瀬は、前述のとおり南極に行くことしか眼中になく、その奇行から陰でそのまま”南極”という蔑称で周囲から馬鹿にされ続けてきた。


三宅 日向は、所属していた高校の陸上部で起こったとある事件により退部し、その後もあることないこと悪い噂を流され、孤立し、最期には高校を退学することとなった。


白石 結月は、幼い頃から子役として芸能活動を行い、いままで友達と呼べるような親しい同年代を作ることができなかった。


このマイノリティ3人が南極を目指す一つの”チーム”として成立するためには、間を取り持つ”接着剤”が必要となる。


そこで活躍するのがキマリだ。キマリは、主人公でありながら当初自身に強い想いや行動力があったわけでもなく、他の3人に比べると主体性が乏しい、どこにでもいそうな”モブキャラ”のようなキャラクターである。


しかしながら、そんなキマリだからこそ、他の3人の誰にでも共感し、仲良くなることができ、そのことによって、4人が”チーム”なり得たのではないかと思っている。


個性的なキャラクターと息が合った”チーム”、その両方を物語上に落とし込むためには、キマリという没個性な主人公が必要不可欠だったのだ。










■なぜ”南極”なのか





本作のテーマは、ベタであるが『少女たちの成長』である。


そのための舞台になぜ”南極”が選ばれたのか。それは、社会からの様々なしがらみを外しリセットした状態から少女たちの”リスタート”を強調したかったからだ。


科学技術の発達が著しい現代においても、南極はその厳しい自然環境から、おいそれと立ち入ることができない困難な”現代の秘境”である。否応なく外界の情報から遮断され、文字通り真っ白な世界の中で、人は何を想うのだろうか。それが、多感な思春期を迎えている女子高生ならなおさらだ。


本作は、様々な問題を抱えた少女たちが南極という”異世界”で冒険を繰り広げ成長し、そして、現実社会に帰っていくという、”人生の再生の物語”とも言えるのではないだろうか。































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昭和生まれの東北人。

アニメ、漫画、ライトノベル、アニソンが大好物。

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