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Re:CREATORS ――― 貴方は知っているかしれない、私の名前を。

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Re:CREATORS
原作・キャラクター原案 - 広江礼威
監督 - あおきえい
副監督 - 加藤誠
シリーズ構成 - あおきえい、広江礼威
キャラクターデザイン - 牧野竜一
総作画監督 - 牧野竜一、中井準
メインアニメーター - 松本昌子、山本碧
メカニックデザイン - I-IV
エフェクトアニメーション - 橋本敬史
美術監督 - 永吉幸樹
美術設定 - 佐藤正浩、藤瀬智康
色彩設計 - 篠原真理子
アートディレクション - 有馬トモユキ、瀬島卓也
CGディレクター - ヨシダ.ミキ、井口光隆
ビジュアルエフェクト - 津田涼介
撮影監督 - 加藤友宜
編集 - 右山章太
音響監督 - 明田川仁
音響制作 - マジックカプセル
音楽 - 澤野弘之
音楽プロデューサー - 堀口泰史
アニメーションプロデューサー - 長野敏之
チーフプロデューサー - 鳥羽洋典、岡本順哉、植月幹夫
プロデューサー - 黒崎静佳
アニメーション制作 - TROYCA
製作 - 小学館、アニプレックス、ABCアニメーション
放送期間 - 2017年4月 - 9月
話数 - 全22話
公式サイト - http://recreators.tv/











【注目キャラクター】



「形にせずにはいられない。 
 
 たとえ失敗しても 誰にも認められなくても 
 それでも 僕は知っている。
 
 そうやって生まれたたくさんの物語が時に誰かの心に届く
 その人の日常を違うものに変えてくれることを。
 
 ―――そう ささやかだけど 美しい光景に。」



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水篠 颯太
本作の主人公にして、物語の狂言回しである高校2年生の青年。16歳。
内向的だが人のよい性格。『精霊機想曲フォーゲルシュバリエ』を視聴中にセレジアが現界したことをきっかけに被造物同士の戦いに関わっていく。


 









【レビュー】










 「記憶しておこうと思う。僕の身に起きた出来事を。

 僕はあなたかも知れないし、違うかもしれないけど、
                    
 近い所にいるのは確かだ。


 ―――――”我が愛しき兄弟”
 

 ”彼女”の言葉を借りるなら、そういうこと。

 結局の所、”彼女”が主人公であったのだと思う。

 最後までその中心にいた者が主人公であるなら、

 という意味合いだけど。

 僕はあくまでも”狂言回し”だ。 だから語ろうと思う。」






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人は、その手で多くの物語を創造してきた。

喜び、悲しみ、怒り、感動。物語は人々の感情を揺れ動かし、魅了する。
しかし、それは傍観者としての感想にすぎない。
もしも、物語の登場人物たちに“意思”があるとしたら、彼らにとって、物語を産みだした我々は神の存在なのだろうか?

--我らの世界に変革を。
--神々の地に制裁を。

「Re:CREATORS」誰もが皆、《創造主(クリエイター)》になる。
(作品紹介より)

















■究極の”異種格闘技戦”





世界に数多存在している様々な2次元作品。


その中でどのキャラクターが最強なのか?


こんなことは誰しも一度は妄想したことがあるだろう。


孫悟空か、鉄腕アトムか、はたまた一方通行か。


しかし、その答えが出ることはない。


そもそも強さの前提となる世界感がバラバラであり、比較できる共通の尺度がないからだ。極端な話でいうと、1人の人間と超巨大ロボットを同じ土台に挙げていいのかという疑問も生まれてくる。作品それぞれにオンリーワンの強さを持つキャラクターが存在しており、その中で最強を決めるのは、野暮なことではないか。


それでも妄想する欲求を止めることはできない。


そして、遂にその妄想を大真面目にやってしまったのが本作だと思う。もちろん下地には『Fate』という、過去の英霊たちを召喚し戦わせるという、前例的な作品があったことを忘れてはならない。


本作はFateよりも、オタクに身近であり、よりメタ的であり、欲求をダイレクトに作品にしたものだと思う。


女騎士、魔法少女、スーパーロボット、エロゲヒロインがなぜか現実世界に出現してしまったとき、それが世界崩壊へとつながっていく。彼ら【被造物】が現実世界の人々と力を合わせ、世界の危機に対抗していくのだ。


私たちの妄想を具現化したようなアニメがここにある。










■”クリエイター賛歌”





本作の原作およびキャラクター原案を漫画家の広江礼威が務めている。


ブラックラグーンの連載がなかなか進まないと思ったら、こんな仕事をなさってたんですね。元々、キャラクターの内面から溢れ出すエモーショナルなセルフ回しがうまい広江先生の作風が、本作の随所に盛り込まれていて嬉しかった。


そして、広江先生が参加されていることに関係してくるのが、本作の主人公が誰なのか、という問題だ。


【被造物】の活躍が派手に描かれていることは間違いないが、彼らを作り出した”クリエイター”たちこそ真の主人公たちなのだ。その一人である颯太少年の「形にせずにはいられない。」というセリフはクリエイターの本質を一言で表している。クリエイターになってから作品を作るのではない、作品を作る人がクリエイターとなるのだ。


本作の通してクリエーターたちの作品作りに対する情熱・悩み・絶望・希望、様々なものが表現されている。


アニメ製作現場を題材にした2014年の『SHIROBAKO』やゲーム制作会社を舞台にした今期の『NEW GAME!!』があったが、形は違えど描かれているものは同じなのだと感じた。
作品作りをテーマに作品を作るというメタ構造により、「”作品を作る”とは、どういうことなのか?」というクリエイターの永遠の課題に立ち返り、世の中に問いかけているのではないだろうか。


それが本作の主題であり、タイトルの由来になっているものだと私は思う。





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[ 2017/10/08 13:14 ] アニメ | TB(0) | CM(0)

サクラクエスト   ―――― 内定したのは、”国王”だけでした。

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サクラクエスト
原作 - Alexandre S.D. Celibidache
監督 - 増井壮一
シリーズ構成 - 横谷昌宏
キャラクター原案 - BUNBUN
キャラクターデザイン・総作画監督 - 関口可奈味
プロップデザイン - 鍋田香代子
美術監督 - 佐藤歩
美術設定 - 宮岡真弓、塩澤良憲、小木斉之
色彩設計 - 中野尚美
撮影監督 - 横山翼
3D監督 - 小川耕平
編集 - 高橋歩
音響監督 - 飯田里樹
音楽プロデュース - (K)NoW_NAME
音楽 - (K)NoW_NAME:Makoto Miyazaki
音楽プロデューサー - 三上政高
プロデューサー - 齋藤雅哉、小林宏之、相馬紹二
ラインプロデューサー - 山本輝
アニメーション制作 - P.A.WORKS
製作 - サクラクエスト製作委員会
放送期間 - 2017年4月 - 9月
話数 - 全25話
公式サイト - http://sakura-quest.com/











【注目キャラクター】



「もし、皆さんが必要としてくれるなら・・・・」


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木春 由乃
本作の主人公。20歳の短大生。港町の安住ヶ浦出身。
「特別な何かになりたい」と東京での就職を希望し、卒業を控えて就職活動中、登録していた派遣事務所からの依頼を受け、田舎の間野山にある「チュパカブラ王国」の二代目国王に就任する。
自分自身が「警察署の一日署長」のような単発のバイトと勘違いしていたことと、なにより町から必要とされていたのが自分ではないことを知り、当初は国王を辞めて東京に帰ることばかりを考えていたが、しおりや真希たちと仕事をこなす内に間野山の内情を知って考えを改め、しおりたち4人と一緒ならと、国王として頑張ることを決意する。


 









【レビュー】










      「普通じゃない観光地の、普通じゃないお仕事。」





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主人公、木春由乃は、
田舎から上京し、短大の卒業を
間近に控えた、いわゆる普通
の20歳の女の子。

東京には何でもあって、きっと特別な何かになれるのではないかと
夢みて、30社以上の面接を受けるも、未だに内定はない。銀行の残高は980円。
このままでは、田舎に帰って普通のおばさんになってしまう・・・と葛藤して
いたそんなある日、以前、一度だけ働いたことがある派遣事務所から、「地域
の町おこしの一環で国王をやってほしい」との依頼がある。
よくわからないが軽い気持ちで依頼先の間野山市に向かうこ
とにした。一時的に日本中でブームになるも、バブル崩壊に合わせて今
ではほとんど見ることの無くなったミニ独立国。間野山市は、今なお
ミニ独立国を続けている、廃れた残念観光地だった。
そんなこんなで、由乃の”普通じゃない”お仕事生活がはじまった。
(作品紹介より)

















■”ミニ独立国”の国王に就任、任期は1年





主人公・木春 由乃は、都会に憧れ田舎から上京してきた短大卒業間近の20歳。


しかし、明確な目標もないまま就活を続けた結果、30社以上の入社試験を受けるも内定は0。このままでは就活浪人になってしまうという最中、以前素人モデルのアルバイトのため登録していた派遣事務所から1つの仕事が舞い込む。


内容は、田舎の間野山にある「チュパカブラ王国」の国王への就任要請。「一日警察署長」のようなものかと気軽な気持ちで行ってみれば、任期は1年間だという。しかも、由乃への依頼ではなく、本来は名前が似ていた往年のアイドル歌手へ依頼だったという。


双方勘違いの結果ではあったが、後がない由乃は、この仕事を引き受け、「チュパカブラ王国」二代目国王に就任することとなった。


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由乃以外にも、観光協会職員の四ノ宮 しおり、小劇団にいた元女優の緑川 真希、商店会会長の孫で引きこもりだった織部 凛々子、東京から Iターンで間野山へと移住したWEBデザイナーである香月 早苗といった、同世代の個性豊かなメンバーが観光協会に集まり、試行錯誤しながら、”町おこし”とは何なのかを考えながら、懸命に取り組んでいく。










■ここまで”地に足がついた”アニメがあっただろうか





由乃たちは、1年の間に様々なイベントを企画し、実行してきた。



婚活旅行や人気バントを呼んだチュパカブラ王国建国祭、地元テレビ局の密着取材など。そのどれもが大成功とも言えないが、大失敗との言えない、まぁそんなものかなという結果。そして、その様子を冷ややかな目で見る地元住民。


アニメは、起承転結、大きな変化が普通はあるものであるが、本作はゆるゆると最終回まで突き進んだという印象。


しかし、このような取り組みを行っていく中で、吉乃たちの想いや周囲を巻き込む力は着実に固まっていき、最終的には50年前に途絶えてしまった”みずち祭りの復活”というところに結実していく。


とてもリアルな物語進行だと感じたし、創作物としての嘘っぽさや軽さが徐々に消えていき、現実としての重さが増えていったように思う。吉野たち5人はそれぞれ別々の物語を持っているし、その5人の物語と並行して間野山の町おこしが絡んでくるので、一辺倒ではない立体的な作品になった要因がこの辺りにあるのだと思う。


視聴者に媚びるような過剰な演出やキャラクターのかわいさを前面に押し出すことは避け、淡々と1年間という時間の中で、由乃たちがどのようなことを考え、ときに悩み、そして行動していったかを丁寧に紡ぎだした素晴らしい作品だ。











■”蕨矢集落の反乱”





第17話と18話で描かれ蕨矢集落によるチュパカブラ王国の独立騒動は、由乃たちに大きな影響を与えた事件だった。


蕨矢集落は間野山の中でも特に山間部に位置し、独居老人が多く住むには不便な地域であった。採算が取れないことを理由にバス路線の廃止が決定したとき、住民たちが間野山市からではなく、ミニ独立国からの独立という奇妙な行動に出たのだ。その中心となったのが、元大学教授の鈴原 廉之介。彼は、文化人類学を専門としており、20年前の大学退職時から何の所縁もない蕨矢集落へと移住し、独り暮らしをしていた。


この騒動は結果として、ICTを活用した「デマンドバス」の導入という成果をもって収束することとなる。彼らは、自分たちが行動を起こすことによって、誰からも忘れられようとしていた自分たちの地域の寿命を延ばすことに成功したのだ。





デマンドバス

路線バスの形態とは異なり、狭義のオンデマンドバスである。電話等による(複数の)利用者の希望乗降点(バス停名若しくは拠点施設)及び乗降車時刻の要求に応じて、希望乗車点へ迎えに行く形の経路で運行する形態のバスである。通常は複数の利用者を乗せるので、乗合型の利用形態となり、どの利用者にも著しい不便を与えることのない経路を選定して運行する。この運行形態を、フルデマンド方式と称する場合がある。(Wikipedia)







しかし、この騒動後、鈴村は倒れ、帰らぬ人となる。残された彼の自宅には、20年間1日も書くことを欠かさなかったという何十冊もの「研究ノート」があり、その最後にはこのように記されていた。


「限界集落と呼ばれる地域も、ただ衰退していくばかりではない。
 今回の取り組みを通じて貴重なモデルケースを得ることが出来た。」



この言葉は、特に鈴原と同様に間野山に何の所縁もない早苗に大きな衝撃を与え、今後の自分の人生を考えるきっかけとなった。


「”根を下ろす”って、こういうことなんだ・・・・・。」










■”サクラクエスト”後、由乃の進路は。





桜の咲く季節に始まり、桜が満開の時期に開催したみずち祭りの成功をもって幕を閉じた由乃たちの活動は、「サクラクエスト」と名付けれ、5人はそれぞれの道を歩んでいく。


しおりは観光協会に残り、真希は地元で劇団を立ち上げ、凛々子は世界を見るため海外渡航、早苗は商店街で地域コンサルティングの事務所を開設した。


肝心の由乃はというと、間野山に残るでも、東京に戻るでも、地元の田舎に帰るでも、そのどれでもなかった。


ある離島に移り住み、またそこで新たな町おこしの仕事に就いたのだ。


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この決断は全く想像できなかった。


この作品を観ていて一番驚かされた。


何よりもこの決断をした由乃がとても誇らしかった。


そして、本作のような素晴らしい作品を魅せてくれたスタッフの方々に感謝の気持ちで一杯になった。





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有頂天家族2  ――――― 阿呆の道よりほかに、我を生かす道なし。

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有頂天家族2
原作 森見登美彦
監督  吉原正行
シリーズ構成 檜垣亮(第2期)
キャラクター原案  久米田康治
キャラクターデザイン・総作画監督 川面恒介
プロップデザイン  藤井康雄
美術監督 竹田悠介、岡本春美
色彩設計 井上佳津枝
3D監督 小川耕平
撮影監督 並木智
編集  高橋歩
音響監督 明田川仁
音楽  藤澤慶昌
音楽プロデューサー 斎藤滋
プロデューサー 辻充仁、今川寛隆、江波戸憲司
ラインプロデューサー 相馬紹二
アニメーション制作 P.A.WORKS
「有頂天家族2」製作委員会
公式サイト:http://uchoten2-anime.com/











【注目キャラクター】



「ここはお兄ちゃんが頑張るところなんだからね。

 しっかり目を開けて、毛をシャンとしておきなさい。
 
 そうして波風立ててね、うんと立ててね。」



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狸谷の祖母
下鴨家の母の実母で、矢三郎たちの祖母。狸の姿ではなく純白の毛玉になっている。盲目だが、少女のように無邪気な話し方をする。


 









【レビュー】










    「―――― 昔、老狸はこう言った。

     狸の喧嘩に天狗が出る。 これは駄目じゃ。

     天狗の喧嘩に狸が出る。 これも駄目じゃ。

     私はその言葉が……気に入らなかった――――― 。」






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京都・下鴨神社、糺ノ森に暮らす下鴨家。狸界の頭領であった今は亡き父・総一郎の血を継ぐ四兄弟たちは母を囲んでそれなりに楽しく暮らしていた。

そんな折、赤玉先生の息子であり、壮絶なる親子喧嘩の末、敗北し姿を消した“二代目"が英国紳士となって百年ぶりに帰朝を果たす。

天狗界、そして狸界を揺るがす大ニュースは瞬く間に洛中洛外へと広がった。

京の町を舞台に人と狸と天狗の思惑が渦巻く毛玉絵巻第二集、ついに開幕!
(作品紹介より)

















森見登美彦原作小説のテレビアニメ作品の第2シリーズである。


主人公の下鴨弥三郎は狸であるが、前期と比べて ”天狗の物語” としての性格が強まってきているように感じた。


まず、今期のキー・キャラクターである ”二代目” の存在である。





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赤玉先生の後継者として育てられながら、100年前の”親子喧嘩”に敗れ、日本から姿を消した彼が帰ってきたところから物語は動き始める。


しかし、赤玉先生は既に ”弁天” を自分の新たな後継者としていた。


二代目に赤玉先生の跡を継ぐという想いはないが、そこは”天地の間に我に並び立つ者なし”の天狗様同士。


クライマックスの壮絶な決闘シーンまで、二代目と弁天の対立関係は、物語の中心として続いていくこととなる。





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また、前期では”落ちぶれた大天狗”としての姿が印象的だった赤玉先生であったが、今期では、二代目や弁天に対し、威厳のある言葉を掛け、往年の ”如意ケ嶽薬師坊” としての威厳を取り戻しつつある。





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前期では、京都狸界の頭領【偽右衛門】の地位を巡る争いと、そこに絡んでくる人間達を思惑を中心に描かれていた。


そこでは、天狗はあくまで強大な力を持つ気まぐれな”トリック・スター”であり、物語を主体的に動かす登場人物ではなかったように思う。


しかし、今期では、明確に「天狗同士の争いに翻弄される狸達」にどんどん移行させることで、物語のスケールが大きくなり、第2シリーズでありながら、新鮮なワクワクした気持ちで最後まで視聴できたのだ。


そして、狸であれながら天狗達との関わりが深く、”阿呆”なことが大好きな主人公・弥三郎の存在が逆に輝いて浮かぶ上がってくるのだ。















原作『有頂天家族 二代目の帰朝』のあとがきでは、第3部『天狗大戦』 の発表が予告されている。


今期でも存分に天狗達の戦いが描かれていたが、これはまだ序章に過ぎないのかもしれない。


まだ、原作第3部の発売時期等は未定であるので、実際にアニメ化されるというのは、5年、10年単位で待たないといけないかもしれない。


しかし、今作にはそれだけの価値があると思うし、待っただけあるものが完成する確信を持つことができる。


”京都を舞台にした人間・狸・天狗の物語”


なんという小気味いい、いかにも日本らしい作品ではないか。


絶対に後世に残すべき希代の名作であると勝手に思っている。











































【関連記事】

・有頂天家族   「面白きことは良きことなり!!」 [2013/10/24]




















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[ 2017/08/17 13:20 ] アニメ | TB(0) | CM(0)

お盆休みに『デュラララ!!』を観よう!

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世間一般では、お盆休み の時期に入っている。


私自身も、来週休みをもらい、そこそこ連休になる予定だ。


そこで、何か長期シリーズのアニメを1作品まとめてみたいと考えていた。


思えば、最近は仕事が忙しくじっくり腰を据えてアニメを観るということができにくくなってしまった。


寝食を忘れ貪るようにアニメを鑑賞したい!!! という欲求が強くなっていた。










さあ、じゃあどの作品にしようか?


ふと 『デュラララ!!』 をちゃんと観ていないなと思い出した。


私は、原作者の成田良吾先生の作品はいくつか読んだことがある。


『デュラララ!!』も1巻は、学生のころ読んだ。


しかし、最初のアニメ化したころから、いわゆる腐女子の方々に人気になってしまい、手が出しにくくなったのだ。


もうあのころ感じていたしがらみや苦手意識はなくなっていた。


きっと、自分なりの ”観るべき時” が来たんだと感じたのだ。










この作品は、テレビアニメシリーズが、近年稀にみる長期に及んでおり、歯ごたえ抜群。






【放送期間】
第1期:2010年1月7日 - 6月25日
第2期
承:2015年1月10日 - 3月28日
転:2015年7月4日 - 9月26日
結:2016年1月9日 - 3月26日

【話数】
第1期:全24話(DVD特典+2話)
第2期
承:全12話(特典+1話)
転:全12話(特典+1話)
結:全12話(特典+1話)

計 50話(特典+5話)







相手にとって不足なしだ。


連休明けの私は、今まで知らなかった新たな世界を知り、そして、厨二病が軽く再発していることだろう。































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[ 2017/08/13 22:27 ] アニメ | TB(0) | CM(0)

今期視聴確定作品【2017年夏アニメ編】 ―――――― ”祭り”の季節がやってくる!

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(うずらインフォ:http://uzurainfo.han-be.com/17sm.html















■夏とアニメ





夏はイベント目白押し!


夏休み、夏コミ、花火大会、夏祭り、海水浴、夏合宿に夏登山。


アニメにも当然夏イベントは多く登場するわけで。


現実とのシンクロという、リアルタイム視聴でしか感じることができない臨場感が季節とアニメの関係性の醍醐味だ。


そのため、イベントが多い夏に放送するアニメは、俄然注目せざるを得ない。


2期の制作も発表された『けものフレンズ』が、今年年間の【覇権アニメ】となるのか、今期でその地位を脅かす作品が現れるのか!?


様々な意味で目が離せない季節だ。



















■視聴確定作品












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賭ケグルイ


「ギャンブルの強さが全て」 という特殊な掟が支配する 【私立百花王学園】 を舞台に、転校生・ 蛇喰夢子 がやって来たことによる学園全体を巻き込んだ波乱を描き出す。

毎回違う種類のギャンブルが登場し、観ていて飽きない。

系統的には、『ライアー・ゲーム』 とか 『カイジ』 と似ているが、登場キャラクターのほとんどが美少女キャラでしかも常軌を逸した表情が飛び出す点が、他の作品と差別化が図られている。




























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ボールルームへようこそ


私が知る限り 【競技ダンス】 いわゆる 【社交ダンス】 を題材にした初のアニメ作品だ。

制作がProduction I.G.ということで、恐らく 『ハイキュー!!』 のスタッフ陣が多く加わっているのではないかと感じる。

競技ダンスといえば、動きの ”キレ””ダイナミックさ”

これをどうアニメーションで表現するのか、新しい挑戦として注目している。

UNISON SQUARE GARDEN が担当する主題歌
『10% roll, 10% romance』 も、作品全体にスタイリッシュさをイメージさせ、魅力的な仕上がりとなっている。




























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THE REFLECTION –ザ・リフレクション–


アニメ監督長濵博史が、あるマーベル作品の生みの親スタン・リーと異例のタッグを組んで作られた意欲作だ。

アメコミファンでもある長濱監督のこだわりが随所に感じられ、現在の日本アニメとは一線を画す特殊な作品となることであろう。

面白いか面白くないか、成功するか成功しないかに関わらず、”絶対に観なければならない” 作品だと思う。





























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バチカン奇跡調査官


バチカン市国の神父であり奇跡調査官の平賀とロベルトが、世界中の『奇跡』を調査し、その裏に隠された事件を解決していく天才神父コンビの事件簿。

キリスト教版『Xファイル』 とも言えるかもしれない。

”神の奇跡””現代科学” という本音と建前を使い分け、世界中から報告がある 【奇跡】 と呼ばれる現象の真相を探っていく。

上記で『Xファイル』に触れたが、海外ドラマと同じように毎週観続けるというよりも、一気観したいと思える作品だ。

































■番外編












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終物語


西尾維新 原作の大ヒットライトノベルのアニメ化も今作が最終作との発表がなされている。

原作の 『終物語』 は、上中下巻にわかれているが、上中巻は2015年に1クールでアニメシリーズが放送され、今回は下巻の内容がアニメ化される。

8月に2日連続放送ということで、今から楽しみにしている。




























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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?


総監督 - 新房昭之、制作 - シャフト、企画・プロデューサー - 川村元気、配給 - 東宝という今夏の劇場版アニメ作品で最大の話題作だ。

配給が東宝というと、作品歴史的大ヒットを記録した 『君の名は。』 を意識せずにはいられない。

プロデューサーも同じく川村元気というから尚更だ。

ここ数年は、【ポスト”ジブリ”】【ポスト”宮崎駿”】 という言葉が度々取沙汰されるが、新房監督も名乗りを上げることになるのだろうか!?




































【関連記事】

・今期視聴確定作品【2017年春アニメ編】 ―――――― 今、”始動”のとき。 [2017/04/30]
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・今期視聴確定作品【2016年冬アニメ編】――― 粒ぞろいの”猛者”が集結! [2016/02/08]
・今期視聴確定作品【2015年秋アニメ編】――― アニメの”秋の味覚”を味わおう! [2015/11/03]
・今期視聴確定作品【2015年夏アニメ編】―――冷房が効いた部屋でアニメを見る幸せ。 [2015/08/02]
・今期視聴確定作品【2015年春アニメ編】 ―――桜舞う新しい出会いの季節。 [2015/04/30]
・今期視聴確定作品【2015年冬アニメ編】 ―――年の始めからアニメ三昧! [2015/02/04]
・今期視聴確定作品【2014年秋アニメ編】  ―― 秋の夜長にアニメはどう? [2014/10/29]

・今期視聴確定作品【2014年夏アニメ編】  ―― 今年も熱い夏になりそうだ。 [2014/07/29]















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