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有頂天家族2  ――――― 阿呆の道よりほかに、我を生かす道なし。

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有頂天家族2
原作 森見登美彦
監督  吉原正行
シリーズ構成 檜垣亮(第2期)
キャラクター原案  久米田康治
キャラクターデザイン・総作画監督 川面恒介
プロップデザイン  藤井康雄
美術監督 竹田悠介、岡本春美
色彩設計 井上佳津枝
3D監督 小川耕平
撮影監督 並木智
編集  高橋歩
音響監督 明田川仁
音楽  藤澤慶昌
音楽プロデューサー 斎藤滋
プロデューサー 辻充仁、今川寛隆、江波戸憲司
ラインプロデューサー 相馬紹二
アニメーション制作 P.A.WORKS
「有頂天家族2」製作委員会
公式サイト:http://uchoten2-anime.com/











【注目キャラクター】



「ここはお兄ちゃんが頑張るところなんだからね。

 しっかり目を開けて、毛をシャンとしておきなさい。
 
 そうして波風立ててね、うんと立ててね。」



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狸谷の祖母
下鴨家の母の実母で、矢三郎たちの祖母。狸の姿ではなく純白の毛玉になっている。盲目だが、少女のように無邪気な話し方をする。


 









【レビュー】










    「―――― 昔、老狸はこう言った。

     狸の喧嘩に天狗が出る。 これは駄目じゃ。

     天狗の喧嘩に狸が出る。 これも駄目じゃ。

     私はその言葉が……気に入らなかった――――― 。」






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京都・下鴨神社、糺ノ森に暮らす下鴨家。狸界の頭領であった今は亡き父・総一郎の血を継ぐ四兄弟たちは母を囲んでそれなりに楽しく暮らしていた。

そんな折、赤玉先生の息子であり、壮絶なる親子喧嘩の末、敗北し姿を消した“二代目"が英国紳士となって百年ぶりに帰朝を果たす。

天狗界、そして狸界を揺るがす大ニュースは瞬く間に洛中洛外へと広がった。

京の町を舞台に人と狸と天狗の思惑が渦巻く毛玉絵巻第二集、ついに開幕!
(作品紹介より)

















森見登美彦原作小説のテレビアニメ作品の第2シリーズである。


主人公の下鴨弥三郎は狸であるが、前期と比べて ”天狗の物語” としての性格が強まってきているように感じた。


まず、今期のキー・キャラクターである ”二代目” の存在である。





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赤玉先生の後継者として育てられながら、100年前の”親子喧嘩”に敗れ、日本から姿を消した彼が帰ってきたところから物語は動き始める。


しかし、赤玉先生は既に ”弁天” を自分の新たな後継者としていた。


二代目に赤玉先生の跡を継ぐという想いはないが、そこは”天地の間に我に並び立つ者なし”の天狗様同士。


クライマックスの壮絶な決闘シーンまで、二代目と弁天の対立関係は、物語の中心として続いていくこととなる。





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また、前期では”落ちぶれた大天狗”としての姿が印象的だった赤玉先生であったが、今期では、二代目や弁天に対し、威厳のある言葉を掛け、往年の ”如意ケ嶽薬師坊” としての威厳を取り戻しつつある。





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前期では、京都狸界の頭領【偽右衛門】の地位を巡る争いと、そこに絡んでくる人間達を思惑を中心に描かれていた。


そこでは、天狗はあくまで強大な力を持つ気まぐれな”トリック・スター”であり、物語を主体的に動かす登場人物ではなかったように思う。


しかし、今期では、明確に「天狗同士の争いに翻弄される狸達」にどんどん移行させることで、物語のスケールが大きくなり、第2シリーズでありながら、新鮮なワクワクした気持ちで最後まで視聴できたのだ。


そして、狸であれながら天狗達との関わりが深く、”阿呆”なことが大好きな主人公・弥三郎の存在が逆に輝いて浮かぶ上がってくるのだ。















原作『有頂天家族 二代目の帰朝』のあとがきでは、第3部『天狗大戦』 の発表が予告されている。


今期でも存分に天狗達の戦いが描かれていたが、これはまだ序章に過ぎないのかもしれない。


まだ、原作第3部の発売時期等は未定であるので、実際にアニメ化されるというのは、5年、10年単位で待たないといけないかもしれない。


しかし、今作にはそれだけの価値があると思うし、待っただけあるものが完成する確信を持つことができる。


”京都を舞台にした人間・狸・天狗の物語”


なんという小気味いい、いかにも日本らしい作品ではないか。


絶対に後世に残すべき希代の名作であると勝手に思っている。











































【関連記事】

・有頂天家族   「面白きことは良きことなり!!」 [2013/10/24]




















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[ 2017/08/17 13:20 ] アニメ | TB(0) | CM(0)

お盆休みに『デュラララ!!』を観よう!

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世間一般では、お盆休み の時期に入っている。


私自身も、来週休みをもらい、そこそこ連休になる予定だ。


そこで、何か長期シリーズのアニメを1作品まとめてみたいと考えていた。


思えば、最近は仕事が忙しくじっくり腰を据えてアニメを観るということができにくくなってしまった。


寝食を忘れ貪るようにアニメを鑑賞したい!!! という欲求が強くなっていた。










さあ、じゃあどの作品にしようか?


ふと 『デュラララ!!』 をちゃんと観ていないなと思い出した。


私は、原作者の成田良吾先生の作品はいくつか読んだことがある。


『デュラララ!!』も1巻は、学生のころ読んだ。


しかし、最初のアニメ化したころから、いわゆる腐女子の方々に人気になってしまい、手が出しにくくなったのだ。


もうあのころ感じていたしがらみや苦手意識はなくなっていた。


きっと、自分なりの ”観るべき時” が来たんだと感じたのだ。










この作品は、テレビアニメシリーズが、近年稀にみる長期に及んでおり、歯ごたえ抜群。






【放送期間】
第1期:2010年1月7日 - 6月25日
第2期
承:2015年1月10日 - 3月28日
転:2015年7月4日 - 9月26日
結:2016年1月9日 - 3月26日

【話数】
第1期:全24話(DVD特典+2話)
第2期
承:全12話(特典+1話)
転:全12話(特典+1話)
結:全12話(特典+1話)

計 50話(特典+5話)







相手にとって不足なしだ。


連休明けの私は、今まで知らなかった新たな世界を知り、そして、厨二病が軽く再発していることだろう。































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[ 2017/08/13 22:27 ] アニメ | TB(0) | CM(0)

今期視聴確定作品【2017年夏アニメ編】 ―――――― ”祭り”の季節がやってくる!

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(うずらインフォ:http://uzurainfo.han-be.com/17sm.html















■夏とアニメ





夏はイベント目白押し!


夏休み、夏コミ、花火大会、夏祭り、海水浴、夏合宿に夏登山。


アニメにも当然夏イベントは多く登場するわけで。


現実とのシンクロという、リアルタイム視聴でしか感じることができない臨場感が季節とアニメの関係性の醍醐味だ。


そのため、イベントが多い夏に放送するアニメは、俄然注目せざるを得ない。


2期の制作も発表された『けものフレンズ』が、今年年間の【覇権アニメ】となるのか、今期でその地位を脅かす作品が現れるのか!?


様々な意味で目が離せない季節だ。



















■視聴確定作品












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賭ケグルイ


「ギャンブルの強さが全て」 という特殊な掟が支配する 【私立百花王学園】 を舞台に、転校生・ 蛇喰夢子 がやって来たことによる学園全体を巻き込んだ波乱を描き出す。

毎回違う種類のギャンブルが登場し、観ていて飽きない。

系統的には、『ライアー・ゲーム』 とか 『カイジ』 と似ているが、登場キャラクターのほとんどが美少女キャラでしかも常軌を逸した表情が飛び出す点が、他の作品と差別化が図られている。




























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ボールルームへようこそ


私が知る限り 【競技ダンス】 いわゆる 【社交ダンス】 を題材にした初のアニメ作品だ。

制作がProduction I.G.ということで、恐らく 『ハイキュー!!』 のスタッフ陣が多く加わっているのではないかと感じる。

競技ダンスといえば、動きの ”キレ””ダイナミックさ”

これをどうアニメーションで表現するのか、新しい挑戦として注目している。

UNISON SQUARE GARDEN が担当する主題歌
『10% roll, 10% romance』 も、作品全体にスタイリッシュさをイメージさせ、魅力的な仕上がりとなっている。




























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THE REFLECTION –ザ・リフレクション–


アニメ監督長濵博史が、あるマーベル作品の生みの親スタン・リーと異例のタッグを組んで作られた意欲作だ。

アメコミファンでもある長濱監督のこだわりが随所に感じられ、現在の日本アニメとは一線を画す特殊な作品となることであろう。

面白いか面白くないか、成功するか成功しないかに関わらず、”絶対に観なければならない” 作品だと思う。





























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バチカン奇跡調査官


バチカン市国の神父であり奇跡調査官の平賀とロベルトが、世界中の『奇跡』を調査し、その裏に隠された事件を解決していく天才神父コンビの事件簿。

キリスト教版『Xファイル』 とも言えるかもしれない。

”神の奇跡””現代科学” という本音と建前を使い分け、世界中から報告がある 【奇跡】 と呼ばれる現象の真相を探っていく。

上記で『Xファイル』に触れたが、海外ドラマと同じように毎週観続けるというよりも、一気観したいと思える作品だ。

































■番外編












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終物語


西尾維新 原作の大ヒットライトノベルのアニメ化も今作が最終作との発表がなされている。

原作の 『終物語』 は、上中下巻にわかれているが、上中巻は2015年に1クールでアニメシリーズが放送され、今回は下巻の内容がアニメ化される。

8月に2日連続放送ということで、今から楽しみにしている。




























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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?


総監督 - 新房昭之、制作 - シャフト、企画・プロデューサー - 川村元気、配給 - 東宝という今夏の劇場版アニメ作品で最大の話題作だ。

配給が東宝というと、作品歴史的大ヒットを記録した 『君の名は。』 を意識せずにはいられない。

プロデューサーも同じく川村元気というから尚更だ。

ここ数年は、【ポスト”ジブリ”】【ポスト”宮崎駿”】 という言葉が度々取沙汰されるが、新房監督も名乗りを上げることになるのだろうか!?




































【関連記事】

・今期視聴確定作品【2017年春アニメ編】 ―――――― 今、”始動”のとき。 [2017/04/30]
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・今期視聴確定作品【2016年冬アニメ編】――― 粒ぞろいの”猛者”が集結! [2016/02/08]
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・今期視聴確定作品【2015年冬アニメ編】 ―――年の始めからアニメ三昧! [2015/02/04]
・今期視聴確定作品【2014年秋アニメ編】  ―― 秋の夜長にアニメはどう? [2014/10/29]

・今期視聴確定作品【2014年夏アニメ編】  ―― 今年も熱い夏になりそうだ。 [2014/07/29]















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[ 2017/08/02 00:00 ] アニメ | TB(0) | CM(0)

GRANBLUE FANTASY The Animation   ―――― 君と紡ぐ、空の物語。

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GRANBLUE FANTASY The Animation
原作・シリーズ構成 - Cygames
監督 - 伊藤祐毅
アニメシリーズディレクター - 倉田綾子
キャラクターデザイン - 赤井俊文
クリーチャーデザイン - 出雲四郎、青木悠
メカニックデザイン - 鷲尾直広
プロップデザイン - 髙田晃
エフェクトアニメーション - 橋本敬史
美術設定 - 竹内志保、藤井一志
美術監督 - 甲斐政俊
3Dディレクター - 篠田周二
色彩設計 - 中島和子
撮影監督 - 関谷能弘
編集 - 三嶋章紀
音響監督 - 早川陽一、田中亮
音楽 - 植松伸夫、成田勤、西木康智
音楽制作 - Cygames
プロデューサー - 鈴木健太、守屋竜史
アニメーションプロデューサー - 木田和哉
制作 - A-1 Pictures
製作 - アニメ「グランブルーファンタジー」製作委員会(アニプレックス、Cygames)
公式サイト - http://anime.granbluefantasy.jp/index.html#skip











【注目キャラクター】



「僕には、たどり着きたい ”場所” があるんだ。」


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グラン
ザンクティンゼルで修行に明け暮れていた若者で、父から受け取った手紙を頼りにイスタルシアを目指す。グランサイファーを入手し、騎空団を結成してその団長となる。帝国軍のポンメルンが召喚した星晶獣ヒドラの攻撃により瀕死の重傷を負った際、ルリアの能力で一命をとりとめる。












【レビュー】










「この広い空の果てに何があるのか、 一緒に確かめに行こう。」







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小さな島ザンクティンゼルで相棒のビィとともに育ったグランは、空の果てにあるという伝説の島イスタルシアへの冒険を夢見ている。

ある日、覇権国家エルステ帝国に追われる少女ルリアと騎士カタリナがグランの前に現れる。グランはルリアを庇って瀕死となるが、少女の不思議な力によって一命をとりとめ、星晶獣を操るその能力を共有することになる。

イスタルシアを目指すグランとビィ、帝国の勢力圏から逃がれたいルリアとカタリナは、共に空の果てへと旅立つ。
(作品紹介より)

















久しぶりに恥ずかしいぐらいに清々しく真っすぐな物語を観た。


ドラクエ3やテイルズシリーズの初期をプレイしていたときのような、まだ見ぬ世界への憧れ”冒険”という言葉に対するワクワク感


忘れていた気持ちをいろいろと思い出させてくれた。


それは、主人公・グランの何にも染まっていない ”真っ白さ” が引き出した成果だと思う。


ただ人が傷づけられることを怒る気持ち、人の死を悲しみ、理不尽さには決して屈さない心の強さ。


変に屈折したり、達観したり、最初から俺Tueeeeeだったりする最近の主人公にはない、【オールド・タイプ】な設定が逆に新鮮だ。










これでいいんだ、アニメの主人公は。


アニメは子供達に、夢と希望、そして心の栄養を与えるものでなくてはならない。


大人の世界のしがらみや妥協、空気を読むなんてことは、後からゆっくり覚えていけばいい。


本当に大事な人間の根本を育てるための ”栄養満点” なアニメが今の時代には不足している。


ソーシャルゲーム資本とか、中国資本とか、どこからお金が出てもいいから、こんなアニメがどんどん増えていってくれることを願っている。















































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[ 2017/07/05 00:00 ] アニメ | TB(0) | CM(0)

百日紅 〜Miss HOKUSAI〜

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百日紅 〜Miss HOKUSAI〜
原作 - 杉浦日向子
監督 - 原恵一
脚本 - 丸尾みほ
キャラクターデザイン - 板津匡覧
美術監督 - 大野広司
色彩設計 - 橋本賢
3DCG - ダンデライオン
撮影監督 - 田中宏侍
演出助手 - 佐藤雅子
編集 - 西山茂
音楽 - 富貴晴美、辻陽
音楽制作 - インスパイア・ホールディングス
音楽プロデューサー - 藤田雅章
製作総指揮 - 石川光久、川城和実
エグゼクティブ・プロデューサー - 森下勝司、前田明雄
プロデューサー - 松下慶子、西川朝子
制作 - Production I.G
主題歌 - 椎名林檎「最果てが見たい」(ユニバーサルミュージック/Virgin Records)
製作 - 「百日紅」製作委員会(プロダクション・アイジー、バンダイビジュアル、テレビ東京、トランス・コスモス、プロダクション・グッドブック、朝日新聞、アサツーディ・ケイ、東京テアトル、オー・エル・エム、サンライズ
配給 - 東京テアトル
公式サイト - http://sarusuberi-movie.com/index.html











【注目キャラクター】



「親父と娘。
 
 筆二本、箸四本あればどう転んでも食っていける。」



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お栄(おえい)
北斎の三女で後妻の子。23歳。父・北斎から絵師としての才能を受け継いでおり、代筆を行う。画才は確かなもので、彼女の描く絵は真に迫った物であるが故に、騒動を起こすことも。ただし、春画に関しては未だ生娘であることから、「女は上手に描くが、男は借り物」と酷評される。父の高弟、初五郎に恋心を抱く。火事見物が好き。












【レビュー】










         百日紅(さるすべり) が咲いたね。

         わさわさと散り、もりもりと咲く――――  

         長い祭りが始まったね・・・・・。」








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江戸風俗研究家で文筆家や漫画家としても活躍した杉浦日向子の漫画代表作「百日紅」を、「カラフル」「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督がアニメーション映画化。

浮世絵師・葛飾北斎の娘で、同じく浮世絵師として活躍した女性・お栄が、父・北斎や妹、仲間たちとともに生きた姿を、江戸の町の四季を通して描く。

アニメーション制作は、原監督作では初となるProduction I.Gが担当。声優には、お栄役の杏、今作で声優初挑戦となる北斎役の松重豊ほか、濱田岳、高良健吾、美保純、筒井道隆、麻生久美子ら豪華俳優陣が集った。
(作品紹介より)

















■主人公は”北斎の娘”





この間、 『クレイジージャーニー』 を観ていたら、 【北斎漫画】 の世界的コレクターの回が放送されていました。



北斎漫画

葛飾北斎が絵手本として発行したスケッチ画集である。海外では「ホクサイ・スケッチ」とも呼ばれる。

初編の序文によると、1812年秋頃、後援者で門人の牧墨僊(1775年 - 1824年)宅に半年ほど逗留し300余りの下絵を描いた。これをまとめ1814年(文化11年)、北斎55歳のとき、名古屋の版元永楽屋東四郎(永楽堂)から初編が発行され好評であった。その後1878年(明治11年)までに全十五編が発行された。人物、風俗、動植物、妖怪変化まで約4000図が描かれている。北斎はこの絵のことを「気の向くままに漫然と描いた画」とよんだ。
(Wikipediaより)







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番組中では、北斎の娘であり同じ浮世絵師である 葛飾応為 のことにも触れられていた。










いわく、


北斎作といわれている作品の一部は、応為が描いた。


一度嫁いだが、後に離縁し、その後は北斎が亡くなるまで2人で暮らした。


作品数が少なく、応為作とされるものは、10点ほどしか現存していない。


北斎の死後、記録上から忽然と姿を消し、その最後はようとして知れず。





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葛飾応為『吉原格子先之図』








北斎と同様、応為も大変興味深い人物だったようだ。


番組の司会を務めている松本人志も話に食いついていた。


そのとき、応為を題材にしたアニメ映画があったなーと思い出したのが、本作を視聴した経緯。


公開された当時はなかなか足が重く観ることができなかったが、観るべきときが来たんだ!と直感した。





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■1814年、江戸、お栄(応為)23才。





本作は、まだ若い頃の応為と父親である北斎との関係、また盲目の妹、そして、江戸の人々との交流の中で起こる様々な出来事を描き出す。


制作は、 Production I.G なので、クオリティは何の心配もなし。


人物ドラマも見どころであるが、もうひとつ、江戸の町の描写にもぜひ注目してもらいたい。


当時は、江戸時代の後期、文化の最盛期である 【化政文化】 の時代に突入したところだ。


江戸の町民の間で文化が成熟し、活気に溢れている。


浮世絵、歌舞伎、火消し、吉原。


現代人が想像する 【江戸時代】 のイメージは、まさにこの時代に完成したものだ。





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文化が発展するのと一方、昔ながらの霊や妖と呼ばれる ”よくわからないものへの恐れ” も併存していた時代であった。


明治維新により科学が広がる前であるので、雷は ”神が鳴っている” とか、一部の病気は ”祟り” であるとされていたのだ。


本作でもそのような描写が可視化された上で、随所に盛り込まれている。


日本独特の現実と非現実が日常に同居していたケレンミ溢れる演出の数々だ。





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本作は、お栄が成長し、一人前の浮世絵師となるまでを描くとともに、当時の江戸の世相も同時に感じることができる。


もし本作をこれから観る方がいたら、北斎と応為のこと、そして、当時の江戸について予習をした上で視聴してもらいたい。


そのほうが絶対、作品の面白さ、 ”粋” な部分が格段に感じることができると思うからだ。

















































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Author:F
昭和生まれの東北人。

アニメ、漫画、ライトノベル、アニソンが大好物。

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