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ベイビーステップ 40  ―――― エーちゃんの新たな挑戦が始まる。

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ベイビーステップ 40(講談社コミックス)
著者: 勝木 光
発売元:講談社
発売日:2016/6/17











【注目キャラクター】



「試合はどんな相手でも倒すつもりでやる。

 それは世界中どこでも同じだろ?」




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エスピノ・サンチェス
世界ランキング第8位のプロテニスプレイヤー。スペイン出身。
ウィンブルドンで丸尾に練習相手を依頼する。













【レビュー】







   「学生生活は今日で終わった。

   明日からは―――――
             自分で選んだ未来だ。






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小学生のときから、成績はずっとオールA! 几帳面でマジメな“エーちゃん”は、高校進学を機に軽~い気持ちでテニススクールに通い始める。そこで、ちょっぴりいい加減(!?)でも、テニスに懸ける情熱だけはマジメな美少女“ナツ”と出会い、テニスの魅力に取りつかれて人生激変!!

池 爽児の優勝で幕を閉じた全日本選手権。見事ベスト4に輝いたエーちゃんは、高校卒業後、プロへの転向を決意。3か月後のプロ契約までに結果を残すため、自ら交渉して得た資金援助をもとに海外遠征へ!

エーちゃんの新たな挑戦が始まる━━。まずは、オーストラリアのフューチャーズ!!
(作品紹介より)












■海外ツアーの洗礼





プロ転向を決意したエーちゃん。


正式にプロになる高校卒業までの目標は、できるだけプロの大会で良い成績を上げること


しかし、プロの世界はそんなに甘いものじゃない。


初めて出場する海外での大会で待ち受ける様々な”洗礼”にエーちゃんは翻弄されてしまいます。


強風、傾いたコート、セルフジャッチ、現地での食事・・・・etc.





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結局、高校卒業までの間に獲得できたポイントは、わずか1ポイント。


簡単な世界ではないとわかっていたつもりでも、エーちゃんの計算は完全に狂い、何の結果もないままプロ転向を迎えることとなりました。















■それぞれの”プロ転向”





エーちゃんと正反対のプロ転向となったのは、日本ジュニアNo.1であり、全日本選手権ベスト4の難波江 優


彼はプロの大会でも順調に成績を残し、デビュー時点から大手メーカーの【ウィルソン】と契約を取り付け注目を集めます。





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プロではデビュー時点での差が、そのままプロ人生に影響を及ぼすことがよくあります。

スタートでつまづくと、なかなかそこから這い上がることに時間がかかり、プロとして成功するかどうかの難易度も格段に上がってしまうのです。





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ちなみに、光文社新書から出版されている『テニスプロはつらいよ 世界を飛び、超格差社会を闘う』(著:勝木 光)にその辺りの実態が詳細に書かれているので、合わせて読んでみると面白いですよ。





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テニス界では「世界ランキングで100位になれば食べていける」と言われている。

100位=100人は、単純に言えば、グランドスラム大会に予選なしに出場できる選手数だ。

グランドスラムは、全豪(メルボルン)、全仏(パリ)、全英(ロンドン)、全米(ニューヨーク)の4大会のことを指す。歴史と格式があって賞金額も抜群に高いこの4大会は、本戦に出場するだけで約400万円の賞金が用意されている。

つまり、4つの大会に出場することができれば、すべて1回戦負けだったとしても約1600万円の賞金が手に入る。

これならテニスで食っていける。そして、そのために必要なのが、世界100位のポジションなのだ。(内容紹介より)

















■いざ”ウィンブルドン”へ!





プロ転向後も成績が伸び悩んでいるエーちゃんは、ウィンブルドン予選に出場するタクマに頼み込み、同行させてもらうことになります。


”プロの頂点”グランドスラム、その中でも最も歴史と格式高い【ウィンブルドン選手権】


プロとしての起死回生の一手を模索するため、エーちゃんは世界最高の舞台に乗り込みます。





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タクマの活躍に触発されたエーちゃんは、自分の目標を再確認することができました。


目論みどおり、いやそれ以上のポジティブな経験となりました。





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その後は、積極的に練習コートに赴き、プロと打てるチャンスを伺います。


そこに思ってもいないビックチャンスが。


なんと世界ランキング第8位エスピノ・サンチェスから声をかけられ、練習相手を依頼されます。





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しかも隣のコートでは、まさかの世界ランキング第1位のレヴィナ・マックスがいる状況。





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エーちゃんの”初”ウィンブルドンは、ここからどうなってしまうのか!?















 

















【関連記事】

・ベイビーステップ 39  ―――― ”プロになる”のその先を描く。 [2016/03/27]
・ベイビーステップ 37  ―――― 胸を借りるんじゃない・・・・叩きのめすんだ!! [2015/10/19]
・ベイビーステップ 35  ―――― このゲームが最期になるかもしれない [2015/07/20]
















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[ 2016/09/24 00:19 ] マンガ | TB(0) | CM(0)

昭和元禄落語心中 10(完)  ――――― 八雲と助六の物語 堂々、完結。

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昭和元禄落語心中 10(KCx)
著者:雲田 はるこ
発売元:講談社
発売日:2016/9/7











【注目キャラクター】



「正しい人間なんざァ どこにもおりません。

 だからこそ人は、己を廃して和を立てる―――――

 そういうのが、美しいんです。」




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八代目 有楽亭 八雲
「昭和最後の大名人」と称される人気落語家。住所にちなんで「向島のお師匠」とも。
常に仏頂面で、常に杖をついている。繊細かつ神経質な性格で芸事や礼儀作法には人一倍厳しく、辛辣で嫌味な物言いを多用する面を持つ一方、客人に対しては場面相応の愛想を欠かすことはない。弟子を取らないことで有名であったが、何かの気まぐれで与太郎を弟子に迎え入れる。












【レビュー】







  「オイラ 

  落語が無くなるなんざ いっぺんも考えたことねぇんだ。


  だってよォ・・・・・

  ――――― こんないいモンが無くなる訳ねぇべ。」






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都内でただ一軒残っていた寄席が焼失。
燃え盛る炎から間一髪救い出された八雲は、自分の落語に絶望しながらも、なんとか生き延びた。

それから幾日、春の東京に訪れたある日。
与太郎こと三代目助六は、小夏との念願を叶えた事を知る。

満開の桜の中、ようやく八雲に正直な気持ちを伝えようとする小夏。
そんな中、「助六」の落語が聞こえてきて、二人を温かく包むーー。

落語を愛し、落語とともに生きた八雲と助六の物語、ついに完結――!!
(作品紹介より)















―――― 落語を愛し、落語とともに生きた
                ”八雲””助六” の物語。



帯のこのコメントほど、本作に相応しい言葉はないと思います。


私はアニメから本作に出会ったため、それほど長い時間を共に過ごしてきた訳ではありません。


それでも、この最終巻を手に取り、読了した今、万感の想いを抱いております。










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正史とは違った日本、その昭和~平成を生きた数々の落語家達。


”最期の大名人”と謳われた八代目 有楽亭八雲は、最愛の友を失った心穴を埋められないまま落語の道に精進し、しかしいつしか落語と心中することを生きる目的としていました。


八雲は一番の名人であるのに、決して弟子を取ろうとしない。


それは落語の衰退に直結し、落語家の人数は減少し、常設の寄席も都内に一軒だけというところまで追い詰められていきます。


そんな八雲ですが、あるとき刑務所帰りの風変わりな若者与太郎を、どんな風の吹き回しか弟子に迎え入れます。


ここから、過去と現在を行き来し、そして未来へとつながるこの物語が巡り始めるのです。










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最終巻となる今巻では、前巻までの鬱々した雰囲気は一層され、どこまでも穏やかで清々しさ溢れる描写ばかりとなっています。


まるでこれまで落語を縛っていた”しがらみ”という名の鎖が全て解け去り、落語自身が自由を謳歌しているような、そんなイメージが全編に渡って感じられました。


しかし、そこには後生に残るものもしっかりあり、次世代へ確かに”落語”という文化が継承された達成感と安心感がありました。


まさに順風満帆。大団円と言える素晴らしいラストだったと思います。










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本作の影響もあり、現実の世でも落語は空前のブームとなっています。


落語家の人数は史上最多に登り、寄席、テレビ、アニメ、漫画、小説、様々な舞台で演じられる落語を、老若男女、様々な人々が楽しむ時代を迎えています。


来年にはアニメ第2期の放送が予定されています。


――――――― 今、”落語”がアツイ!!!











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[ 2016/09/18 22:38 ] マンガ | TB(0) | CM(0)

ロジャー・フェデラー伝   ――――― やっぱり、フェデラー。

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ロジャー・フェデラー伝
著者:クリス・バウワース
翻訳:渡邊 玲子
発売元:実業之日本社
発売日:2016/8/31











【レビュー】







   「ロジャーは陰の部分を持っているはずだが、
   見たことがないんだ。

   すべてを手にしているからだと思う。

   体を使って競いたい面はテニスによって満たされているし、
   遊び心があるから、周りの人々も喜ばせる。

   人懐っこいから、評判もいい。
   要するに、満ち足りているんだ。
 
   それがフェデラーの”フェデラーたる所以”だよ。」



                               (第6章『最高のプレーヤー』より抜粋)










      
テニス史上最高のプレーヤーは誰だ?
コート脇やバーなどで語り合う人々も多いだろう。
ボルグ? マッケンロー? エドバーグ? サンプラス?

この手の話は時間が経つのを忘れて盛り上がる。
いわゆる“ビッグ4"、ジョコビッチ、マレー、ナダル、フェデラーが世界のテニス界の頂点に君臨して久しい。彼らは史上最強と言われるだけでなく、コートの外でも素晴らしい人間として高く評価されている。

特にフェデラーは伝統と格式を重んじるウィンブルドンに最もふさわしいテニスプレーヤーとして、
世界中の多くのファンの心を掴んで離さない。

テニスマニアならご存知だろうが、フェデラーも若い頃は試合中にラケットを投げたり、暴言を吐いたりと、やんちゃな少年だった。
そこからいくつかのきっかけを経て、テニス界を良くしたいと考えるようになり、意識を変え、態度を変え、人格者に進化していった様子が本書には書かれている。

そして伝説となった数々の試合、そしてその舞台裏の描写も、ファンにはたまらない。
そう遠くない将来、フェデラーにも引退を迎える時が来るだろう。
テニス界以外でも大きな影響力を与え続け、また新たな顔を見せてくれるであろうこのスーパースターから、今後も目が離せない。
(作品紹介より)












―――――― ロジャー・フェデラー。


彼を初めて知ったのは、2007年のウィンブルドン決勝だと記憶しています。


何気なく深夜にテレビを付けると、そこには緑のグラスコートで躍動する、一人の
”ヒーロー”の姿が映し出されていました。


それまでテニスという競技に何の興味もなかった、むしろ”リア充のスポーツ”としてネガティブなイメージすら持っていました。


しかし、このときから今日まで私はこの競技に熱中することになるのです。


常にその中心にいたのが、”史上最高のテニスプレーヤー”ロジャー・フェデラーだったのです。










フェデラーのプロテニスプレーヤーの絶頂期は、2004~2007年と言われています。


つまり、私がフェデラーを知ったときが絶頂期の最期の年だったのです。


それまでの彼がどのような人生を歩んできたのか?


所々伝え聞くことはあっても、途中参加である私は彼の人生の全貌を実感することはできず、コンプレックスとなっていました。


そんなときに発売されたのが、本書です。


他の有名選手の多くは、自伝を執筆したり、ライターに伝記を描かせています。


しかし、フェデラーは未だかつて自伝を執筆したこともなければ、ライターが公認で伝記を発売することを認めていません。


特に日本語に訳されたフェデラー本は皆無といっていい状況で、私がどんなに探してもフェデラーに関する書籍を見つけることは容易なことではありませんでした。


本書は長年テニス界を取材してきたクリス・エバートというライターが執筆したものです。


フェデラー本人からは”非公認”という形ですが、その両親の出生~フェデラーの誕生~現在のプロ生活に至るまでの半生が事細かに描かれており、本書を読めばフェデラーの公になっている全ての情報が網羅されていっても過言ではないと思います。


まさに私が渇望した完璧に近い”フェデラー本”を手に入れることができたのです。










フェデラーを讃える言葉は ”史上最高のプレーヤー” ”芝の王者” などが有名です。


私が一言で彼を表現するとしたら ”海賊王” が一番近いと思います。


これは、大人気マンガ作品『ONE PIECE』に登場するゴールド・ロジャーに人々がつけた称号です。


なぜこの言葉がフェデラーを表現しているのかというと、アニメ版のOP冒頭にもナレーションが入る“海賊王”の説明が全てが物語っています。





「富・名声・力、この世のすべてを手に入れた男、

                ”海賊王”ゴールドロジャー。」







これこそ、フェデラーを表すに相応しい称号はないと思います。


年に何十億ものギャラを稼ぎ(富)、世界中のテニスファンから常に称賛を贈られ(力)、グランドスラム史上最多優勝等の数々の記録を打ち立て続けている(力)。


まさに ”全てを手に入れた男”=”海賊王” なんです。


そして、 ロジャー・フェデラーゴールド・ロジャー


名前も同一ということに、単なる偶然だとわかっていても、何らかの運命を感じてしまいます。


王者の名前、”ロジャー”


その意味するところ知ることができることが、本書最大の魅力だと思います。
































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[ 2016/09/11 19:10 ] テニス | TB(0) | CM(0)

【たっちレディオ】に蒼樹うめ先生降臨!!

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先週配信された第282回のたっちレディオはゲスト回。


そしてそのゲストは、なんと、『ひだまりスケッチ』の作者であり、『魔法少女まどかマギカ』のキャラクター原案を務められている、漫画家・イラストレーターでご活躍されている蒼樹うめ先生です。





【たっちレディオ】第282回 漫画家◯◯◯◯さん登場!の回





ゲスト回は通常2週分に分けられて収録されており、今回は、漫画家としてデビューされるまでの半生や主に仕事面を中心にお話を伺っています。


次回は、うめ先生のプライベートに切り込んだ内容となる予定なので、こちらも楽しみですね!







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[ 2016/09/06 17:47 ] Webラジオ | TB(0) | CM(0)

初回放送20周年記念「機動戦艦ナデシコ」スペシャル上映イベント開催決定!

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初回放送20周年記念「機動戦艦ナデシコ」スペシャル上映イベント開催決定!

「機動戦艦ナデシコ」20周年を記念してスペシャル上映イベントの実施が決定しました!
日程は初回放送と同日の10月1日となります!
また、うえだゆうじさん、桑島法子さん、南央美さん、佐藤竜雄監督、XEBEC(ジーベック)千野孝敏プロデューサーの登壇も予定。
場所・イベント詳細は後日発表致しますので、是非お楽しみにお待ち下さい♪

◆初回放送20周年記念『機動戦艦ナデシコ』スペシャル上映イベント◆
日程:2016年10月1日
出演:うえだゆうじ、桑島法子、南央美、佐藤竜雄、千野孝敏
司会進行:吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
(※出演者は変更になる場合がございます。)



公式サイト:http://king-cr.jp/special/nadeshiko/












1996~1997年に放送されたテレビアニメ『機動戦艦ナデシコ』が今年、放送開始20周年を迎えようとしています。


それを記念し、10月1日(当時の初回放送日)にトークイベントの開催が告知されました。


詳細やチケット購入方法はまだ未定ですが、この機会は逃せませんね。


私の人生に大きな影響を与えてくれた大好きな作品ですので。











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[ 2016/09/03 12:29 ] アニメ | TB(0) | CM(0)
プロフィール

F

Author:F
昭和生まれの東北人。

アニメ、漫画、ライトノベル、アニソンが大好物。

このブログでは、私が出会った2次元作品についてのひとり語りをココ、”秘密基地<セーフハウス>”からこっそり更新しています。

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